ピクテル(Pictell)

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発想の転換
ピクテル
標識などで使われている絵文字(ピクトグラム)を組み合わせてお題を当ててもらう日本のコミュニケーションゲーム。ゲームマーケット2015春に発表され、伊集院光氏が「そこそこ面白かった」とコメントしている。おなじみの絵文字も、発想次第でいろいろなものを表せるという再発見がある。
出題者は今回のテーマ(映画、スポーツ、楽しいこと)を発表し、そのテーマに沿ったお題を作成者に伝える。作成者は場に並んだピクトグラムカードを自由に組み合わせて、そのお題を表現する。回答者は自由に思いついたことを言い、お題を当てたら得点。
ピクトグラムカードは透明になっており、自由に重ねることができるのが特徴。このため『スクイント』と比べて表現の幅が広がっている。ただし、それぞれのピクトグラムは「自転車」「森」「女性」「転倒」など具体的なイメージを伝えるものなので、線を組み合わせて表現することができない。柔軟な発想で別なものを表すものとして使うことが必要だ。


3人プレイで30分ほど。私の最初のお題「ゲームマーケット」は、東京ビッグサイトを表現しようとしたが、三角形を逆にしてしまって撃沈。カードやボードを脇に付けたが迷宮入りするばかりだった。一方、2回目は「キャラクター」というテーマで「ドラえもん」で瞬殺。2枚目ぐらいで当てられてしまった。ルールブックの「リオのカーニバル」(下記リンク参照)のようなうまいカードの使い方をするには、熟練が必要だ。
出題者としてはカードを見ながらいいお題を考えるのが楽しい。回答者としては絵を見るだけでなく、出題者の性格や趣味、回答者の関係からお題を予想することも大事そうだ。マニアックなお題を当ててもらえるとすごく嬉しい。
ピクテル
ボドゲイム/ボドゲイム(2015年)
3~6人用/6歳以上/30分
ボドゲイム:ピクテル

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