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ヘンギスト(Hengist)

どれにしようか村のルート イングランドを舞台に村々を略奪してお宝を集める2人用ゲーム。U.ローゼンベルクの作品で、『パッチワーク』に続くルックアウトシュピーレの2人用ゲームシリーズとして昨秋に発売された。途中のルートはあみだくじのようになっていて、お宝の価値は、行ってみるまで分からない。 自分の番に…

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ヘックス&ホップ(Hexx & Hopp)

焦るほどに分からず 六角形のタイルをできるだけ多くの辺の色が合うように置くスピード勝負のゲーム。シュピール15で『7人のマフィア』と共に夕日のドライハーゼン社から発売された。欲張ればスピードが落ちるけれども、うまくいったときに当たりが大きい。 最初は7枚のタイルを放射状に並べ、全員にタイルを15枚配…

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はんか通骨董市(Curio Collectors)

切り分けの意地悪 江戸の商人たちが骨董品を分配して集めるカードゲーム。OKAZU Brandがゲームマーケット2015秋で発表した作品で、『ゴー・ダッ・チーズ』(TGiWレビュー)と同様、手軽にドラマチックな展開が楽しめるゲームだ。 商人たちが集めるのは茶器、屏風絵、刀剣、水墨画、和楽器、木彫、書物…

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パカルのロケット(Pacal’s Rocket)

パターンを作ってピラミッド建設 宇宙船を使ってマヤのピラミッドを建設していくボードゲーム。ブルクハルトがピアトニク(オーストリア)から発売した。エッセン・シュピール会場ではこのところ、ピアトニクのブースで新作を遊んでいくというのが私たちの定番になっている。ゲーマーズゲームではないが、いつも遊び応えの…

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ハンズ(Hands)

必死になっているのを嗤う カードに書かれた手のサインを作って、ペアを探すリアルタイムアクションゲーム。ホワイトゴブリンゲームズ(オランダ)の缶入り作品である。時折出てくる「ダブルハンド」が不思議な間を生み出し、大笑いして遊んだ。 手札には、片手でできるサインがイラストになっている。グーだったり、チョ…

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ブレーメンズ(Bremens)

仲間に乗ってゴールを目指せ ネコ、イヌ、ロバの3匹をうまく重ねてゴールを目指すレースゲーム。『モテねば。』『シンデレラが多すぎる』の大気圏内ゲームズがゲームマーケットで発表したもので、テーマ(ブレーメンの音楽隊)の落とし込みだけでなく、洗練されたボックスアート、ひねりの効いたゲームデザインはさすがの…

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ブラックストーリーズ:ファニーデス(Black Stories Funny Death Edition)

家族旅行にコミュニケーション推理ゲームの最新作をもっていった。旅行先で遊ぶのではなく、道中に遊ぶ用として。 私がゲームマスターとなり、家族が謎解きに挑戦した。いつも全員が参加しているわけではなく、興味がありそうな問題だけ参加する。質問の途中で抜けたり、正解が近くなってから入ったりと、ゆるく遊べるのが…

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ピクテル(Pictell)

発想の転換 標識などで使われている絵文字(ピクトグラム)を組み合わせてお題を当ててもらう日本のコミュニケーションゲーム。ゲームマーケット2015春に発表され、伊集院光氏が「そこそこ面白かった」とコメントしている。おなじみの絵文字も、発想次第でいろいろなものを表せるという再発見がある。 出題者は今回の…

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ヒーローカンパニー(Hero Company)

ヒーローといえどサラリーマンなわけで 月刊『ヒーローズ』の連載で単行本にもなっているコミックを、『街コロ』のグランディングがボードゲームにした。「ヒーローカンパニー」の社員となって、5人戦隊のライバルと協力しつつ出しぬき、高い評価を得ることを目指す。 毎ラウンド3つの事件が起こる。「痴漢」や「コンビ…

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ブルームサービス(Broom Service)

急がば回れか、善は急げか 魔法のポーションをあちこちのお城に届ける配達ゲーム。名作カードゲーム『魔法にかかったみたい(2008年)』のリメイクながら、今年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされた。ほかのプレイヤーとかぶらないようにカードを選択する読み合いを、ゲームボードを使って可視化した…