カテゴリー: は行
ベルズ(Bellz!)
ヒット・アンド・アウェイ 磁石の棒で、自分の色の鈴を集めるカナダのアクションゲーム。そろりと近づけるとほかの色の鈴までくっついてきてしまう。スピードを付けて棒を動かそう。 おしゃれなバッグの中には4色の鈴。棒は両側に磁石が付いていて、磁力がやや違う。自分の番には、この棒をもってバッグの中の鈴に近づけ…
ビッダーズ!(Bidders!)
儲けも国民の支持もなく とあるどこかの国で、無駄なものばかり作る国王と、国民から支持される皇太子の事業に巧みに入札して利益を上げるカードゲーム。ワンモアゲームズ!がゲームマーケット2015秋で発表した。利益が2つの事業間で移動する中で、どこで見極めを付けるかが試される。 毎ラウンド、国王の事業と皇太…
ポートロイヤル:契約をもうひとつ……(Port Royal: Ein Auftrag geht noch…)
みんなの顔色をうかがってめくる カードをめくってリスキーな航海を繰り広げるドイツのカードゲームの拡張セット。作者は基本セットと同じプフィシュターで、協力ゲームのシナリオが入っているのが特徴だ。 日本語版も出ている『ポートロイヤル』はどんなゲームかというと・・・山札から好きなだけカードをめくり、バース…
ビンジョー×コウジョー(Piggyback x Factory)
便乗してどんどん生産 工場の生産ラインを作って、さまざまな製品を作るボードゲーム。すまいる120円工房の『ススムカ×モドルカ』に続く第2作目で、ゲームマーケット2016神戸で発表された。タイトルにもなっている便乗のルールが面白いインタラクションを生み出している。カードテキストがなく、練り込まれたシス…
ヘンギスト(Hengist)
どれにしようか村のルート イングランドを舞台に村々を略奪してお宝を集める2人用ゲーム。U.ローゼンベルクの作品で、『パッチワーク』に続くルックアウトシュピーレの2人用ゲームシリーズとして昨秋に発売された。途中のルートはあみだくじのようになっていて、お宝の価値は、行ってみるまで分からない。 自分の番に…
ヘックス&ホップ(Hexx & Hopp)
焦るほどに分からず 六角形のタイルをできるだけ多くの辺の色が合うように置くスピード勝負のゲーム。シュピール15で『7人のマフィア』と共に夕日のドライハーゼン社から発売された。欲張ればスピードが落ちるけれども、うまくいったときに当たりが大きい。 最初は7枚のタイルを放射状に並べ、全員にタイルを15枚配…
はんか通骨董市(Curio Collectors)
切り分けの意地悪 江戸の商人たちが骨董品を分配して集めるカードゲーム。OKAZU Brandがゲームマーケット2015秋で発表した作品で、『ゴー・ダッ・チーズ』(TGiWレビュー)と同様、手軽にドラマチックな展開が楽しめるゲームだ。 商人たちが集めるのは茶器、屏風絵、刀剣、水墨画、和楽器、木彫、書物…
パカルのロケット(Pacal’s Rocket)
パターンを作ってピラミッド建設 宇宙船を使ってマヤのピラミッドを建設していくボードゲーム。ブルクハルトがピアトニク(オーストリア)から発売した。エッセン・シュピール会場ではこのところ、ピアトニクのブースで新作を遊んでいくというのが私たちの定番になっている。ゲーマーズゲームではないが、いつも遊び応えの…
ハンズ(Hands)
必死になっているのを嗤う カードに書かれた手のサインを作って、ペアを探すリアルタイムアクションゲーム。ホワイトゴブリンゲームズ(オランダ)の缶入り作品である。時折出てくる「ダブルハンド」が不思議な間を生み出し、大笑いして遊んだ。 手札には、片手でできるサインがイラストになっている。グーだったり、チョ…
ブレーメンズ(Bremens)
仲間に乗ってゴールを目指せ ネコ、イヌ、ロバの3匹をうまく重ねてゴールを目指すレースゲーム。『モテねば。』『シンデレラが多すぎる』の大気圏内ゲームズがゲームマーケットで発表したもので、テーマ(ブレーメンの音楽隊)の落とし込みだけでなく、洗練されたボックスアート、ひねりの効いたゲームデザインはさすがの…