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ブリュッセル1893(Bruxelles 1893)

使うとあとが怖いアクション ベルギーの建築家ヴィクトール・オルタ(1861-1947)は、装飾芸術だった「アール・ヌーヴォー(Art Nouveau、新しい芸術)」を建築に取り込んだ最初の建築家といわれる。彼の遺した建物は世界遺産にも登録されている(画像検索)。彼の時代、ベルギーの首都ブリュッセルで…

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ペントス(Pentos)

夢のメガロス Tric Trac: Pentos, de la partie 魔法の素材を集めて役を作るフランスのカードゲーム。手札0枚から始めて、カードを取っていって、結局0枚を目指すという哲学的な作品を作ったのは、B.カタラである。 自分の番には場からカードを取るか、役が揃ったカードを出して呪文…

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ファイヤードラゴン(Feuerdrachen)

思わぬ方向に転がるルビー 噴火する火山から飛び出すルビーを集めるゲーム。金属製の火山に、ルビーを入れる音が気持ちいい。 手番にはサイコロを2つ振って、1つは出た目だけルビーを火山に入れ、もう1つは自分のドラゴン2体のうちどちらかを進める。サイコロで噴火マークが出たら、火山のふたをオープン。ざらーっと…

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アラカルトカードゲーム賞2013に『花火』

ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は25日、ホームページにてアラカルト・カードゲーム賞2013を発表した。1位に選ばれたのは『花火』で、ドイツ年間ゲーム大賞とのダブルクラウンとなった。作者のA.ボザは『世界の七不思議』(2011年)以来2年ぶり2度目、出版社のアバクスシュピーレは『レース・フ…

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ポテトマン(Potato Man)

マストノットフォロー 前に出た色のカードを、出してはいけないという異色のトリックテイキング。こういう変なゲームを作るデザイナーはそう、ブルクハルトである。タイトルもイラストも、いい具合に力が抜けていていい。  ブルクハルトの作品一覧(play:game) スタートプレイヤーから1枚ずつカードを出して…

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ピックス(PIX)

絵心でなくてセンス、センスがなければ工夫 できるだけ少ないドット絵でお題を当ててもらうお絵かき系ゲーム。昨年のエッセンでゲームワークス社(スイス)から発売され、再版に合わせて日本語版が作られた。ドット絵を作るおもちゃ「.s(ドッツ、2005年~)」などに心惹かれたファミコン世代を直撃する。 2~3人…

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フリジティ(Frigiti)

本当にありそうな気がしてきた 『たほいや』というゲームがある。辞書から選んだ単語について、本来の説明文と嘘の説明文を混ぜて、どれが本当か当てるゲームだ。これをさらに一歩進めて、辞書にも載っていない単語をサイコロで作り、適当な説明文を考えるのがこのゲーム。タイトルの「フリジティ」というのも、辞書に載っ…

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火と炎(Feuer & Flamme)

焼けるはずない バーベキュー台の上に、野菜や肉を崩さないで積み上げるバランスゲーム。デザイナーのドラとラインドルのコンビで作るのは『メイクンブレイク・チャレンジ』『エヌーク』『ひつじのショーン:ウンコアラーム』などキッズゲームばかりである。この作品も、4~5歳から遊べるゲームだ。今年のオーストリアゲ…

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花火(Hanabi)

阿吽の呼吸で打ち上げる みんなで協力して、5色の花火カードを順序よく出していくカードゲーム。2013年のドイツ年間ゲーム大賞で小箱のゲームとして初めて大賞に選ばれた。オリジナルはフランス語版で、日本では3年前から発売されていたが、ちょうど大賞受賞に合わせるかのように今月、日本語を含む多言語版が発売…

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バオバブ(Baobab)

集まりすぎて折れる サバンナ地帯に多く分布するバオバブの木は、動物たちの憩いの場である。このバオバブの木の上にカードを崩さないように重ねていくオーストリアのアクションゲーム。今年のドイツ年間キッズゲーム大賞で推薦リストに入った。カードによって、置き方にルールがある。 最初にセットするバオバブの木は、…