カテゴリー: 国産
8ビットモックアップ(8bit Mock Up)
あのタイルさえ来てくれれば……! 神様の見習いとなって、新しい世界の模型(モックアップ)を作るタイル配置ゲーム。今年のゲームマーケット春に「さとーふぁみりあ」から発売されたもので、イラストは『8ビットトリック』の長谷川登鯉氏が手がけた。ファミコン世代にとって、『ゼビウス』や『…
ボブジテン(Bob Dictionary)
意外と説明できないカタカナ語 日本語大好きなボブが、カタカナ語抜きで説明するカタカナ語を当てていく会話遊び。『捕込』『High!High?High!!』などを発表してきた「つかぽん」が、有明で行われる国内最大の電源不要祭典2017春に発表した。我々がいかに普段からカタカナ語を多用しているか痛感させら…
オーデンの触祭(Tsuntsunmaru’s Finger in Oden)
おでんの具材と真剣勝負 ツンツンされていないおでんを見分けて食べる記憶ゲーム。北条投了氏の作品で、ゲームマーケット2017神戸で芸無工房から発売された。タイトルはウヴェ・ローゼンベルクの『オーディンの祝祭』のパロディで、元ネタはお騒がせYoutuberという、分かる人がかなり限定される分、爆発力が高…
みんなでぽんこつペイント(Our Junk Painter)
チーム戦もエキサイティング 円と直線だけでお題を当ててもらうお絵かきゲーム。2011年にぽんこつファームから発売された同人作品を、モグワイがリメイクして発売した。拙著『ボードゲームワールド』のお絵かきゲームの章で取り上げた作品だけに、このリメイク再版はたいへん喜ばしい。4~6人だったプレイ人数もぐっ…
トランプウォール(Trump Wall)
横のラインVS縦のライン 先月開催されたゲームマーケット神戸のレポートが、英訳されてボードゲームギークのニュースにアップロードされた(BoardGameGeek News: Kobe Game Market 2017 Report from Table Games in the World )。その…
バベル(Babel)
高さの異なる壁でアンバランスな塔を積み上げていく協力ゲーム。ゲームマーケット2016秋に初出展のこぐま工房から発売された。中には裏切者がおり、崩れるように仕向けているかもしれない。 作者曰く、『キャプテンリノ』と『お邪魔者』をかけ合わせたゲームということでイメージしやすいかたもいるだろう。はじめに「…
ちんあなごっこ(Garden Eel Go!)
うんこになる チンアナゴを水族館で見たことがある。穴から細長い顔を出してぷかぷかと浮かんでいる。それがとても印象的で、『私の世界の見方』で「生まれ変わったら○○になりたい」というお題に「チンアナゴ」を選んだこともある。 このゲームは、そのチンアナゴをたくさん集めて水族館を作るカードゲーム。イラストが…
アニマルマインド(Animal Mind)
言わなかった理由 動物の商人たちが4種類の品物をやり取りして得点を競うカードゲーム。グループSNEコンテストの製品化第3弾である。嘘をついてはいけないのに、ブラフゲームのようなプレイ感があるミニマリズムにあふれた作品。 自分の前に「受取」「受取」「拒否」のカードを並べてスタート。手番には山札から商品…
バハムートゲート(Bahamut Gate)
いきなりボス戦から 強力な大型ボスを協力して倒すダイスゲーム。ゲームマーケット2016春において、かぼへるから発売された。ビット絵のキャラクターたちが、RPG世代を直撃する。 今回のボスモンスターが、八角形タイルで表され、それを取り囲むように騎士、ドワーフ、エルフ、巨人、魔法使いといったプレイヤーコ…