カテゴリー: 国産
BRIっとでるワン!(John Bull’s Brexit)
痛恨のおもらし 犬のジョンブル(John Bull)ちゃんがEUから出ないように、移民受け入れの限度を予想してカードをめくるギャンブルゲーム。毎回ホットな話題を扱う北条投了氏の作品で、ホットすぎてレビューも遅れられない。 検討国プレイヤーがはじめにカードを2枚引く。カードには1~10の数字があり、2…
どっちの始末Show(Which Letter of Apology Goes First?)
切り札か大失点かの瀬戸際 緊急性の高い始末書を早く提出して、優秀な管理職になることを目指すカードゲーム。ゲームマーケット2016春に発売された。 全員に10枚ずつ配られる手札は始末書カードで、1~12の緊急度がある。はじめに2枚を選んでそれぞれ右隣の人に渡す「PDCA(パッと見でダメそうなカードをあ…
監査しますぞえ?(Inspect Masuzoe?)
しどろもどろの釈明会見 知事となり、「クレヨンしんちゃんのコミックス」「シルクの中国服」「温泉旅館の宿泊費」など、いわゆる「違法でないが不適切」なものを政務活動費で落としたことを納得してもらうプレゼンゲーム。 2枚のカードが配られ、1枚ずつめくって、それがどうして政務活動費から支出しなければならなか…
頭文字K(Initial K)
世間を騒がせたKたちがカーレースを繰り広げるという、奇想天外なレースゲーム。 「shown ○」「○imutaku」「○iyohara」「○im jong-un」「terauchi ○abu」「gess ○awatani&miyazaki ○ensuke&○atsura bunshi&otota-○…
トイレを汚したのは誰だ?(Dirty Toilet)
前から汚れてました(ウソ) パーティーで最後までトイレをきれいに使うことを目指す正体隠匿ゲーム。プレイヤーの中に潜んでいる「汚し屋」を見つけ出せ! 新ボードゲーム党がゲームマーケット2016春に発表した新作。エッセン・シュピールへの出展も検討しているという。 プレイヤーに、今回の役割カードが配られる…
ソラシノビ(Space Ninja)
忍法熟慮の術 4つの惑星に忍者を送り込んで人口を調整し、得点を競う陣取りゲーム。第1回グループSNEコンテストで優秀作品に選ばれ、製品化された。作者は遊星ゲームズの寺島由人氏で、デザインもコンポーネントも、ミドルクラスのドイツゲームのようなテイストになっている。遊びごたえがあって、それでいて1時間以…
ワードポーターズ(Word Porters)
深まる先入観 ヒントカードにチップを置いて、お題を当ててもらうコミュニケーションゲーム。本格的なゲーマーズゲームと、奥の深いカードゲームを出しているOKAZU Brandの新作で、『Good Price!』『擬人化総選挙』以来5年ぶりのコミュニケーションゲームとなる。直感的で遊びやすく、それでいてデ…
横濱紳商伝(Yokohama)
手下を従えて明治期の横浜の街を駆け巡り、名声を上げるボードゲーム。OKAZU Brandがゲームマーケット2016春に発表した新作で、ゲームマーケットではまだまだ数少ないゲーマーズゲームである。OKAZU Brandとしては昨年の『ミネルウァ』(TGiWレビュー)に続く作品で、海外の愛好者からの期待…
パプア・ニューギニア(Papua New Guinea)
みんなで復唱、みんなで爆笑 上の句と下の句をつなげて、楽しい組み合わせを作るカードゲーム。ゲームマーケット2016春で発表された。カードに書かれている言葉のセンスが巧みで、笑うまいと思っていてもつい腹筋に来る。 上の句が書かれたカードと、下の句が書かれたカードが配られ、場には下の句が書かれたカードが…
チネチッタ1937(Cinecitta1937)
この金額で雇いますか ローマ郊外の映画撮影所で、スタッフを雇い、収益の高い映画を作るカードゲーム。吉々庵が、英語・中国語版も発売された陣取りトリックテイキングゲーム『上洛』に続いて発表した作品で、独特の値付けシステムが駆け引きを生む。 はじめ初期資金と、監督、俳優、カメラマン、脚本家という能力値がさ…