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協力して女王の指示を推理『ペイントザローズ』日本語版、4月27日発売

ピチカートデザインは4月27日、JELLY JELLY GAMESのレーベルで『ペイントザローズ』日本語版を発売する。ゲームデザイン:B.ゴールドマン、イラスト:J.デイヴィス、2~5人用、11歳以上、60分、4950円(税込)。

ノーススターゲームスタジオ(アメリカ)がキックスターターを経て2022年に発売した作品。ゴールデンギーク賞の協力ゲーム部門にノミネートされた。不思議の国のアリスの世界で、ハートの女王の気まぐれな指示に応えつつ、薔薇の庭園を完成させる協力ゲーム。

各プレイヤーは、バラの色と形について女王の指示が書かれたカードを1枚ずつもつ。手番には場から薔薇タイルを1枚取ってボードに配置し、各プレイヤーは隣接するタイルと共通する要素のうち、いくつが自分の指示に当てはまるかをヒントトークンを置いて示す。自分のカードは明かさないようにみんなで相談して、誰かの1枚の内容を予想し、当たっていれば庭師が進む。

予想が終わったら新しい指示を引き、次のラウンドへ。当たってもハズレても女王は進み、しかも庭師が進むほど速度が上がる。女王に追いつかれる前にボードが埋まれば全員の勝利、追いつかれれば全員の敗北となる。

カードの難易度は3段階あり、難しいものほど当たればたくさん進める。消去法に使える3種類のメモ用紙付き。指示内容の特定に結びつく賢いタイル選択と配置と、それを読み解くパズル思考が求められる。

内容物:庭園ボード 1枚、薔薇タイル 32枚、ガーデンバック 1個、温室ボード 1枚、庭師 1個、ハートの女王 1個、薔薇マーカー 4個、白うさぎ 1個、気まぐれカード 132枚、ヒントトークン 30個(各色6個)、メモ用紙 3冊、伝承記録帳 1冊

JELLY JELLY GAMES:ペイントザローズ

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出すか取るかの勢力争い『暗黒街の二人』日本語版、5月17日発売

Districtnoirjリゴレは5月17日、『暗黒街の二人』日本語版を発売する。ゲームデザイン:嶋村直生&道源伸丈、イラスト:V.ロシェ、2人用、10歳以上、15分、2750円(税込)。ゲームマーケット2024春にて先行販売される。

大気圏内ゲームズがゲームマーケット2016秋に発表し、新作評価アンケートで9位に入った作品をスパイラル出版(フランス)がリメイク。フランス年間ゲーム大賞ノミネート、アラカルトカードゲーム賞5位という評価を引っ提げて逆輸入の日本語版となった。

1954年、ニュージャージー州ホーボーケンで暗黒街の支配を巡って支援者を集め、建物を乗っ取る。各自5枚の手札から場に交互にカードを出していき、ラウンド中たった1度だけ、新しく列に加わったものから5枚取ることができる。

獲得したカードは自分の前に並べられ、4ラウンドで終了。種類ごとのマジョリティでもセットでも得点になるカード、単独で得点や失点になるカードの得点を決めるが、得点のない建物カードを3枚取ったらその時点でサドンデス勝利となる。

出したカードは列状に並べられ、良いカードも悪いカードもある上に、相手に取らせたくないものもあり、「今は取りたくない」「まだ我慢」「今なら納得」「さっさと取ればよかった…」といった悩ましさがある。絶えず変わる列の勝ちを見極め、ここぞというタイミングを狙おう。

内容物:説明書 1枚、派閥コイン 1枚、カード 47枚(カードサイズ: 11.8cm x 6.2cm)

District Noir
(写真はフランス語版)