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道を崩さず先の先へ『やぎ崖っぷち』11月22日発売

やぎ崖っぷちピチカートデザインは11月22日、JELLY JELLY GAMESのレーベルで『やぎ崖っぷち(How Brave is Mave?)』を発売する。ゲームデザイン:J.シルバーバーグ、アートワーク:えりな・実範、1~10人用、6歳以上、10分、3300円(税込)。ゲームマーケット2025秋には特別価格で販売される。

崖の端を進んで草を食べる食いしんぼうなやぎの「ペコ」のために、細い道となる足場パーツを慎重に積み上げるバランスゲーム。オリジナルは昨年、デザイナーの個人レーベルjojaliで発売された。

箱を重ねて作った崖の上で、小屋を重しにして足場パーツを置いていく。手番にはミッションカードを引き、どの足場パーツをどのように置くかが指示される。ヤギのマークがあったら、ペコを草のある一番奥に移動させなければならない。手番をパスできるカードもある。

足場パーツは入り組んだ形をしており、組み合わせることで強度を上げる。ヤギが落としてしまった人の負けでゲーム終了。長さに挑戦する1人用または協力モード用に、メジャーも付属する。

内容物:ヤギ 1個、小屋 1個、土台 1個、ミッションカード 43枚、足場パーツ 78枚、説明書カード 3枚、折りたたみメジャー 1枚

JELLY JELLY GAMES:やぎ崖っぷち

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シュピール’25:日本からの出展

日本からの出展は年々増えているが、ゲームマーケットの出展者がエッセン・シュピールに出展するというプロジェクトもあってか、今年は特に多い。出展したのは22社・団体。全体で948団体の約2%といえば、国別で相当上位なのではなかろうか。そのほとんどは導線のいい5番ホール角に集められていた。

Saashi&Saashiは『シャルウィーダンス』を発表。ブースを回りこむように行列が形成されていた
オインクゲームズの佐々木氏。今年は会場内のあちこちに大きなポスター広告が掲示された。新作は注文の多すぎるカフェシリーズにオインクゲームズの作品が登場する
Engamesの『ゴーストリフト』は調達数が少なかったこともあり開始5分で売り切れ。日本での発売はゲームマーケット秋を予定
サニーバードはピークBGMという中国の会社との共同ブースで『かえるタワー』『7つの予言』を出展。ワンオペで切り盛りする平氏
JELLY JELLY GAMESが初出しした『ザ・スラッシャー』は今後日本での販売も予定されている
北海道・ニセコから『羊蹄(Yotei)』を出展したクマゲラ。地元のホームセンターで木材を調達しDIYでブースを設営した手腕は初出典とは思えない
『デメクラシー』と『エスペライゼーション』を出展したホビージャパン
アークライトゲームズでは林尚志&ルチアーニの『レイルウェイブーム』を買い求める長い行列ができ、開始1時間ほどで売り切れ。『トーネードスプラッシュ』など他の作品も売り切れが相次いだ
同人作品を中心にエッセンシュピールに紹介するプロジェクト「ヤポンブランド」はCMONとブースをシェア
スタジオムンディは出展だけでなく海外作品のローカライズや国内作品の海外売り込みまで手掛けていて大忙し
シュピラボは磁石問題が解決した(問題がないことが確認された)『プラネピタ』新版などを発表
東京在住のESPER GAMESは『自転車操業JI-SO-GI』に続いて『エルダータイド』を制作。クラウドファンディングを経て製品化する予定
コロコロ堂はCFが終わったばかりの『ナショナルエコノミー』、ClaGlaは正体隠匿『ヒューマナイレーサーズ』を発表
トライブのブースではではタイパ至上主義シリーズと『にゃん生すごろく』を頒布。ローカライズライセンスで言語依存をクリアしたいという
『ブングスクワッド』は本物のを文具を使うボードゲームだ

今回日本から出展した団体:ホビージャパン、オインクゲームズ、itten、Saashi&Saashi、ヤポンブランド、アークライトゲームズ、スタジオムンディ、すごろくや、JELLY JELLY GAMES、Engames、コロコロ堂、ClaGla、GOTTA2、Esper Games、クマゲラ、ファントムラボ、シュピラボ、トライブ、ねこまど、冒険企画局、ブングスクワッド、サニーバード(他にあれば追記します)