2人1組で対戦『ウノ:チームズ!』日本語版、2月下旬発売
マテル・インターナショナルは2月下旬、『ウノ:チームズ!(UNO Teams!)』日本語版を発売した。ゲームデザイン:N.ヘイズ、4~8人用、7歳以上、1210円(税込)。
『ウノ』と同様に色・数字・シンボルが合うカードを出していくが、2人1組のチームで向かい合って座り、どちらかが上がったら残った人のカードを半分にして、両方が先に上ることを目指す。チームメイトに手持ちのカードを教えたり、ワイルドカードで選んで欲しい色などを伝えたりすることはできない。
好きな色を宣言し、自分のチームだけが交互にカードを出せなくなるまでプレイできる「ワイルドチームプレイ」、次の人とそのチームの仲間はカードを2枚引く「ワイルドチームドロー4」、チームの仲間と1枚カードを交換できる「カードパスアイコン」といったスペシャルカードがゲームを盛り上げる。
ダイスドラフトでホテル経営『グランドオーストリアホテル』『〃:レッツワルツ!』日本語版、3月20日発売
Engamesは3月20日、『グランドオーストリアホテル(Grand Austria Hotel)』および『グランドオーストリアホテル:レッツワルツ!(Grand Austria Hotel: Let’s Waltz!)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.ルチアーニ&V.ジーリ、イラスト:K.フランツ、2~4人用、12歳以上、60~90分、11000円、7700円(各税込)。
ウィーンのホテル経営者となり、ダイスドラフトによるアクションで最高のホテルを作り上げる。イタリア人コンビのデザインで、ルックアウトシュピーレ(ドイツ)から2015年に発売された。
各ラウンドの最初にダイスを振り、出目ごとに分けて並べ、順番にドラフトしてアクションを実行する。アクションは出目に対応して食べ物や飲み物の提供、宿泊部屋の準備、ホテルのスタッフの雇用などがあり、ダイスの数が多ければアクションも強くなる。
お客様は毎ラウンド1枚ずつカフェにやってきて、注文のケーキやワインを提供した後、宿泊したいタイプの部屋に案内する。満足したお客様は得点だけでなく、口コミやチップなどさまざまな効果をもたらしてくれる。
お金を払って手札から出すスタッフは、ケーキを毎ラウンド作ったり、芸術家の部屋を無料で用意したり、ワインを持ってきたりするなど強力なものばかり。終盤には、条件を満たすと勝利点を増やしてくれるスタッフもいる。
全員が2回ずつ手番を行ったら1ラウンドで、7ラウンドでゲーム終了。3,5,7ラウンドの最後には皇帝の視察があり、皇帝ポイントを十分に上げていれば報酬を、できないとペナルティーになる。また、ゲーム中に先に達成した順にボーナスが入る方針カードは、ゲームごとに変わり戦略に影響する。
拡張セット『レッツワルツ!』は2021年に発売された。 5つのモジュールを単体または自由な組み合わせで追加できる。顧客をダンスホールに送り、ダンサーコマも配置してボーナスを得る「ウィーンダンスホール」、赤、青、黄のカラーダイスで特別な効果を持つ有名人タイルを獲得する「名士」、固有の能力を持つエントランスボードをゲーム開始時に競りによって選択する「個性的なホテル」、スケルトンキーで手番順をコントロールできる「スタートプレイヤー」、新しい皇帝タイル、スタッフカード、目的カードを追加する「もう少しいかがですか?」。
基本ゲームの魅力をさらに引き出し、新しいリソース管理や固有能力など、より戦略的なプレイが楽しめ、リプレイ性が高まる。新たな刺激を提供する拡張セットだ。
Engames:グランドオーストリアホテル拡張:レッツワルツ! 日本語版