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シュピール’25:日本テーマの作品

今年も多くの出版社が日本をテーマにした作品を発表した。日本というテーマは、環境保護をテーマにした作品と比べて堅苦しくなく、ファンタジーとの相性も良い。会場内で見かけた12作品をひとこと紹介。

『浪人』(クイーンゲームズ)は全国を放浪して名誉を集めるワーカープレイスメント
勝負に出るか戦力を温存するかの『マイスターマカツ』(アミーゴ)はクニツィア作品
『辰巳』(アダムのリンゴゲームズ)は龍のタイル配置ゲーム
日本語版が発売される『白鷺城/ホワイト・キャッスル:対決』(デヴィル)
『機械』(ランブルオッドポテト)ではゴミから作ったストリートアートでファンを集める
『キツ』(GRRREゲームズ)はチーム戦のトリックテイキング。『妖怪パゴダ』(PIFゲームズ)は手札を押し付け合うカードゲーム
『庭師』(アーカムソサエティ)は四季を通じて美しい庭を作る2人用タイル配置ゲーム
『黒潮』(アイスレインゲームズ)はタイルを配置して魚群を追う
『内侍』(マーレエディション)は2人用のタブロービルド
『五道』(スノヴィッド)を道を作って寺院を建設するタイル配置ゲーム
『林業』(ペヴァーソンゲームズ)は中世日本で森林を育成するワーカープレイスメント
『電光』(オールドゲームズ)は妖怪を退治するメモリーゲーム
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クニツィアのダンジョン生成ゲーム『だんだんダンジョン』12月上旬発売

ForGamesは12月上旬、『だんだんダンジョン(Down Down Dungeon)』を発売する。ゲームデザイン:R.クニツィア、アートワーク:たかみまこと、1~6人用、8歳以上、20分、3750円(税込)。ゲームマーケット2025秋にて先行販売される。

だんだん出来上がっていくダンジョンを踏破するタイル配置ゲーム。クニツィアのデザインで2015年にノリスシュピーレから発売された『クチナ・クリオーザ(Cucina Curiosa)』がオリジナル版で、翌年にトレフル(ポーランド)から発売されたテーマ替えリメイク『ミステリアス・ダンジョン(Mysterious Dungeons)』から、イラストを一新して親しみやすく遊びやすくした。

各自同じ構成のダンジョンタイル20枚を持ち、めくったカードで指示されたタイルをダンジョンに全員同時に配置する。こうして16枚を置いてダンジョンが完成したらゲーム終了で、入口からつながっている財宝が+1点、モンスターが-2点で合計得点を競う。モンスターをうまく壁の外側に配置できるかがカギとなる。

タイルを入口からつなげて配置しなければならない「洞窟面」、ルールや得点方法を変更する10種類のドラゴンプレートがゲームごとに異なる展開をもたらす。それぞれのダンジョンでの「ハイスコア」を記録できる。好記録はハッシュタグ「だんだんダンジョン」でシェアしよう。

内容物:個人ボード 6枚、タイル 20種類×6セット、カード 20枚、ドラゴンプレート 11枚、ダンジョンプレート 1枚、点数チップ 35枚

ForGames:だんだんダンジョン