地形を集めて物語完成『デワン』日本語版、2月下旬発売
『ファラウェイ』『ピクシーズ』のグピーと、『チューリングマシン』『クロノロジック』のルヴェがデザインし、スペースカウボーイズ(フランス)から昨年発売された作品。領地も資源も限られたファンタジー世界で、一族を率いて生き残りを争う。
ランダムに組み合わせたメインボードは、5種類の地形のヘックスマスからなり、各プレイヤーは野営地コマを1つずつ置いて始める。手番には場に並んだ地形カードから隣り合う2枚を取るか、野営地からつながる地形の地形カードを好きなだけプレイして、新しい野営地を作る。途中に他のプレイヤーの野営地がある場合は、そのプレイヤーに地形カードを支払わなくてはならない。
野営地の置かれたマスの地形や資源などによって「物語タイル」の条件を満たしたら完成となり得点。誰かが野営地を8つ作ったラウンドで完成した物語タイル、つながった野営地、早いもの勝ちで獲得したベリーなどの得点を足して合計の多いプレイヤーが勝利となる。
各スペースに設置できる野営地は1つだけなので、どこに野営地を設置するかは非常に重要。他のプレイヤーの目的地を推測しながら、先回りして要衝を押さえ、効率よくカードを集めてより多くの物語タイル完成を目指そう。通常モードの他にも、ボードのレイアウトや得点条件を変える4つのシナリオ、チーム戦や新地形やイベントなど、拡張性も高い。
内容物:デワントークン 1枚、得点記録用紙 1冊、領域タイル 10枚、地形カード 55枚、物語タイル 24枚、シナリオタイル 5枚、ベリートークン 15枚、野営地 36個(4色各9個)、部族ボード 4枚、火山領域タイル 1枚、豪雨領域タイル 1枚、魚トークン 20枚、水域マーカー 8枚、溶岩マーカー 8枚、イベントタイル 1枚

ボードゲームレビュー:うんこ探偵(Poop Detective)
微妙に寸法が違うんこ
タイルを組み合わせて作られる💩と同じ形のタイルを早いもの勝ちで探すパターン認識ゲーム。モザイクがかりがゲームマーケット2025秋に発表した。イラストは『ポプテピピック』の大川ぶくぶ氏で、答え合わせで笑いが起こる。
タイルは上部・中部・下部が各3枚ずつあり、寸法が少しずつ異なる。これらをランダムに組み合わせ、3つの💩を生成。一斉に同じ形だと思うものを取って、全員が取ったら答え合わせする。ヴァルシュがデザインしてドイツ年間キッズゲーム大賞にノミネートされた『宝石の山(Große kleine Edelsteine)』(2024年)を彷彿とさせる。
正解になりうる💩27通りのタイルのほか、微妙に寸法が違うタイルが28枚あり、それらは裏返すと💩ではない。鏡餅だったり、相撲取りだったり。正解するとトイレットペーパーチップがもらえ、3ラウンドで最も多い人が勝つ。
寸法が微妙で大人でも結構間違う。子どもも男女問わずこういうネタは大好きなもので大喜びだ。
ゲームデザイン:モザイクがかり/イラスト:大川ぶくぶ
モザイクがかり(2025年)
2~6人用/6歳以上/10~15分