『電力会社:アウトポスト』日本語版、1月16日発売
ティムジムゲームズ(アメリカ)による宇宙開拓ゲーム『アウトポスト』(1991)のテーマ的要素を取り入れて今年2Fシュピーレ発売された新作。もともと『電力会社』は『アウトポスト』から着想を得て制作されたという歴史があり、原点回帰作品ということもできる。新惑星の植民地計画で急増する電力需要に応える。
オークションで発電所を建築して電力ネットワークを広げるが、燃料ではなく労働者を雇って発電するところが特徴。また、電力網を広げるコストがランダムに設定されており、シンプルなプレイ感と毎回違った展開が楽しめる。個人ボードで遊びやすさもアップ。新要素として、オークションで落札し恩恵が得られる新しいカード群「技術」と、自分専用の労働者を住まわせてコストなしで使える「シェルター」が加わる。
内容物 ゲーム盤 1枚、カード類 52枚、会社ボード 6枚(各色1枚)、住居コマ 120個(各色20個)、発電所コマ 24個、シェルターコマ 24個、労働者コマ 50個、ロボットコマ 9個、第2ステージ仕切り 1本(白色)、ゲーム終了仕切り 1本(黒色)、ハンマー 1個、資金タイル 120枚、割引タイル 20枚(1~5エレクトロ、各4枚)、接続コストタイル 46枚、ルール説明書 1冊(カードサイズ 70×70mm)

後からでもよりよい回答を『みんなでベストワード』12月上旬発売
ゲームマーケット2019春に一年中未来から発表された『ベストワードクラブ』のリメイク。カードの頭文字から始まるお題にふさわしい一番の言葉を発表し、親に選ばれることを目指す。
形容カードでお題が示され、プレイヤー人数分の頭文字カードが公開される。思いついた人から頭文字カードを取って、お題に合った言葉を発表。全員が発表したら親が判定する。例えばお題が「大きい」で、「あ」「み」「よ」のカードがあったら、「愛」「三日月」「ヨーロッパ」などの言葉を発表し、その中で親が一番大きいと思うものを選ぶ。
早く思いついたら勝ちではなく、むしろ後からのほうがよりふさわしい言葉を見つけられることも。得点勝負だが、最後には全体でもっとも良い答えを選ぶベストワード賞の授与も行われる。頭文字カード1枚とお題カード1枚で、より多人数で遊ぶこともできる。
内容物:カード 74枚、ホワイトボード 1枚、ホワイトボードマーカー 1本