キノコを集めて料理対決『フンギ』日本語版、11月上旬発売
トゥーランタンゲームズ(アメリカ)から2012年に発売され、ゴールデンギーク賞で2人ゲーム・カードゲーム部門にノミネートされた『アミガサタケ:森に棲むキノコ達(Morels)』のリメイク作品。ペガズスシュピーレ(ドイツ)からドイツ語版が2014年と2019年に発売され、これまで輸入版が国内流通していた。里山でキノコを集め、美味しいキノコ料理を作る2人用ゲーム。
ナラタケ、アンズタケ、マイタケ、シイタケなど10種類から8枚が場に並んでおり、手番にはここからカードを取るか(手前2枚だけ無料)、同じキノコ3枚以上とフライパンをプレイして調理する。キノコは種類によってレア度が異なり、また手札上限があるため、3枚集まらなければ売却することも必要。売却すると杖をもらえ、場の奥にあるキノコも取れるようになる。
手札上限を増やすカゴ、4枚以上調理するときに一緒に出せばボーナスになるバターと料理酒、2枚分になるけれども何が出るか分からない夜キノコ、調理済みの料理にダメージを与える毒キノコがあり、美しいイラストのキノコ集めを一層悩ましくさせる。
内容物:カード 113枚、早見表カード 6枚 ルールシート 1部
リアルタイム協力脱出ゲーム『マジックメイズ・ポケット』日本語版、11月22日発売
ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたシットダウン!社(ベルギー)のリアルタイム協力ゲームが、コンパクト版になって今秋世界同時発売される。魔術師、戦士、エルフ、ドワーフがショッピングモールで装備品を盗み出す。
『マジックメイズ』と同様、各プレイヤーは全てのコマについて北へ移動、新エリア探索、エスカレーター乗車などの行動を担当し、許された時間以外は会話や合図ができない。3分砂時計を適切なタイミングで逆さまにし、砂が落ちきる前にすべてのアイテムを盗み出して脱出できれば全員の勝利となる。
ポケット版ではタイルがカードになり、砂時計はアプリになった。コマは色とアイコンで見分け、催促するコマがなくなってテーブルをノックする。得点シート、ソロゲームルールはなくなり、一部の拡張セットと互換性がない。