砂漠の民の交易と建設『レサファ』日本語版、12月9日発売
デリシャスゲームズ(チェコ)から昨秋発売されたゲーマーズゲーム。西暦3世紀の中東で栄えた都市レサファで、商品を売買すると共に、水路、工房、庭園を建設して勝利点を競う。
ゲームは6ラウンドで進行する。手番にはアクションカードを3枚だけプレイするので、全部で18手番しかない。3枚の手札から1枚をプレイし、カードの色に応じてボーナスカードを組み合わせ、工房の建設、資源の生産、庭園の建設、運河の建設、交易などを行い、トラックを進める。プレイヤーごとに異なる初期デッキは6枚しかなく、2ラウンドで使い終わった6枚が戻ってくる仕組み。
偶数ラウンドの終了後に雨季になり、建設した水路からの得点が得られる。ゲーム終了後、集めたスカラベ、建設した工房・庭園・運河、希少な商品である壺やスパイス、カードなどが勝利点となり、合計点の多いプレイヤーが勝利する。
アクション数は少ないが、ボーナスカードによる強化によってさまざまな展開を生み出す。仮想プレイヤーと対戦するソロモードあり。

バッグビルドで豊かなジャングルを『ライフ・オブ・ジ・アマゾニア』日本語版、12月19日発売
熱帯雨林の環境再生をテーマとするバッグビルド&パターンビルドゲームで、バッドコメット社(韓国)がキックスターターを経て2023年に発売し、ストローマンゲームズのドイツ語を始め各国語版で展開されている。さまざまな動物・昆虫・植物を組み合わせて、独自のジャングルを作り上げる。
各自バッグから引いた資源を使って適した地形を配置し、樹木や水生花を植えたり、希少な動物を呼び寄せたりして環境を整える。今後の展開のためにより強力なトークンを購入したり、使わないトークンを除去したりして、自分のバッグを強化していく。最終的に動物ごとの得点方法や植物の配置状況に応じて、最も勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となる。
シルクスクリーン印刷の動物トークン、滝を模した得点ボード、立体的な樹木のコマなど、熱帯雨林の雰囲気を生み出す豪華なコンポーネントも特徴。動物ごとに4パターンから得点方法を変えて繰り返し遊ぶことができる。短時間ルールや、難易度の選べる1人用ルールも用意されている。
内容物:オオカワウソ 5個、コンゴウインコ 6個、カイマン 6個、ジャガー 5個、タマリン 12個、キツツキ 12個、アマガエル 12個、オオハシ 8個、マーカー 16個、ツメバケイ 1個、イグアナ 1個、アマゾンカワイルカ 1個、アナコンダ 1個、モンキヨコクビガメ 1個、アリクイ 1個、アルマジロ 1個、ナマケモノ 1個、スコアシート 1冊、基本動物カード 16枚(※1)、希少動物カード 8枚(※1)、自然カード 90枚(※2)、最終プレイヤーボーナスマーカー 1個、オートマカード 1枚(※1)、早見表カード 4枚(※1)、地形タイル 40枚、特殊地形タイル 21枚、生命の滝 1基、資源トークン 180個、資源トレイ 2個、布袋 4枚、樹木 42個、水生花 42個、種子 16個、コンプリートトークン 5個、オートマトークン 8個、ボート 4個、ルール説明書 1冊(カードサイズ ※1 70×120mm/※2 44×68mm)
(写真は英語版)