トリックどこまで取れる?『ゴーストバンパーズ』日本語版、12月下旬発売

ディーププリントゲームズ(ドイツ)の今秋の新作カードゲームで、デザインはブラント夫妻が担当した。モンスターたちが遊園地を荒らし回る中、クレイジーなカートで正気を保つというテーマのチキンレース系トリックテイキングゲーム。
はじめに手札を見て何トリックまで取れるかを予想する。基本的にはトリックを取らないほど得点が高い。予想はキャラクターカードを重ね、トリックを取るたびにめくっていき、恐怖カードが出たら脱落するという仕組み。
トリックテイキングはノースートで、同じ数字を複数枚プレイすれば「枚数+カード数値の1/10」の値になる。一番強いカードをプレイした人がキャラクターカードをめくる。誰かが恐怖カードをめくるか、全員の手札がなくなったらラウンド終了で、恐怖カードの下にあるカードが得点になる。予想ピッタリなら得点は2倍。
恐怖カードを山札の一番下に入れておいてめくられたら10点になる「パラノイア」、キャラクターカードを2枚めくらせる「5」カード、予想を変更させる「0/10」カードによって番狂わせも起こる。取りに行くか、はたまた取らせるか、1枚ごとに悩ましいカードゲームだ。
内容物:モンスターカード 67枚、キャラクターカード 42枚、スタートカード 1枚、ルールシート 1枚
シュピール25でプレイしたゲーム①ゴーストカート(Ghostbumpers / I.&M.Brand / Deep Print Games, 2025)
スートなしで何トリック取れそうかを恐怖カードで予想。トリックを取るたびに自分の恐怖カードをめくり、誰かのギブアップが出たら終了。高得点を取るには1トリックも取らないか、全部取るか pic.twitter.com/sb66T0D8yQ— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) October 24, 2025
『こどものはぁって言うゲーム 』11月25日発売
シリーズ累計120万部を突破した人気コミュニケーションゲームのキッズ版。「ぷぅ」「わーい」「がおー」「はーい」「ありがとう」「ばいばーい」などのセリフで、「げんきに」「たのしい」「かっこよく」などのお題を声と表情だけで表現して当ててもらう。
ルールも簡略化された。演じ終わったら他の人は番号を「せーの」で示し、当てたら人は1点。演じた人は全員が正解で3点、誰か1人でも正解で1点を獲得する。全員が1回ずつ演じ終わったら、いちばん得点の多い人が勝ち。
セリフだけでなく、声を出さない「えがお」「おどり」「動物のジェスチャー」などのお題もあり、変化を加えて遊べる。
内容物:おだいカード 27枚、すうじカード 5枚、得点チップ 45枚、説明書