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12シナリオのミステリー『迷宮推理 連譚』11月下旬発売

やのまんは11月下旬、『迷宮推理 連譚』を発売する。ゲームデザイン:Shun & AYA (Studio GG)、イラスト:麻谷知世&kawakami&ミナミナツキ&Studio ESORA&明宮村、4~5人用、15歳以上、30分、3960円(税込)。ゲームマーケット2025秋にて先行販売される。

裏切り者ありの推理ゲーム『迷宮推理』の続編。雪に閉ざされた館で起こった殺人事件の真犯人を探る。ゲームマスター不要で4人用6本、5人用6本のシナリオが入っており、前作と全く異なるゲームシステムで、シナリオごとに背景や配役が変わる。

登場人物たちは3度の捜索(カードドロー)で館内から証拠を集め、どうしてこの物品を持っているのか、互いに聞き取りを行い、各々に与えられた情報を共有しながら推理を進める。プレイヤーの中に潜む犯人が撒く偽情報や、さらに個別目標を持つ各人の思惑による隠蔽などで混迷する中、動機、アリバイ、証拠を正確に読み解き、事件の真相にたどり着くことはできるだろうか?

内容物:各種カード 89枚、各種スリーブ 40枚、4人用シナリオ 6本、5人用シナリオ 6本、推理メモ 1冊、説明書 1部、捜索概要 5部

やのまん:迷宮推理 連譚

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アークライト・ゲーム賞2025に『オバケパレード』

アークライトはゲームマーケット2025秋カタログにて、アークライト・ゲーム賞2025の受賞作品を発表した。最優秀賞には、坊主めくり系ゲーム『オバケパレード』が選ばれている。

ゲームマーケット大賞終了後に始まり、今年で6回目となるゲーム賞。過去2回のゲームマーケットで発表された作品の中から、アークライト社が商品化を念頭に評価・発表する。

面白い体験ができる、何度も繰り返し遊びたくなる、人に紹介したくなる、周囲の人が思わず遊びたくなる、普遍性がある、時流に合っているという基準で同社のボードゲーム制作部署のスタッフが選考。最優秀賞作品は、希望すれば同社から商品化される。これまでに製品化された最優秀賞作は『ドキッと!アイス』『ワードスコイ』『ミリメモリー』『トーネードスプラッシュ』の4タイトル。

今回の最優秀賞『オバケパレード』は、山札にカードを追加して次の人へ渡すか、山札から1枚ずつめくる肝試しチャレンジをする。肝試しで御札カードが出たら前のプレイヤーにおばけを押し付けられるが、出なかったら自分で引き取らなければならない。全種類のオバケか同じオバケ4枚を取ったら脱落で、1人だけ生き残ったら勝ち。ゲームデザイン&イラスト:イブインク、2~6人用、6歳以上、15分。アマゾンなどで取扱中(右写真をクリック)。

優秀賞・佳作は以下は次の通り。

【アークライト・ゲーム賞2025】
最優秀賞:オバケパレード(イブインク)

優秀賞:
Spotters(スポッターズ)(つわもの製作所)
パッシャバ!(みすたーあんどみせすげーむず)*
ぺたたきゴリラ(サークル713)*

佳作:
イラスト鑑定団(locogame)
Ill-Illan(イルイラン)(おっさん水産)*
クイズすごろくかぶーる(ボードゲームショップあそびば)*
Gomoku Roku(ゴモクロク)(Lotus boardgames)
ザ・ギルド・オブ・キングダム(HLKT工房)
Pao Palette(パオパレット)(Studio Citrine)*
BAGBUILD DANGEONS(バッグビルドダンジョンズ)(Ateam)
非実在少年少女(サイシュピール)
星に願いを(ルート)
密輸最前線(Anaguma)

*TGiW新作評価アンケート上位・高評価作品