絵画を競り落としてギャラリーへ『アートソサエティ』日本語版、7月18日発売
リゴレは7月18日、『アートソサエティ(Art Society)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.ウォレス、イラスト:V.グラッシほか、2~4人用、10歳以上、30~60分、7260円(税込)。
アメリカのデザイナーのデビュー作で、マイティーボード(マルタ)から2023年に発売。ゴールデンギーク賞ライトゲーム部門にノミネートされた。絵画を競り落として壁面に貼り付けるタイル配置ゲーム。
人数+1枚の絵画をブラインドオークションで競り落とし、グリッド状になったマイボードに隣接するように配置する。後で置きたければアシスタントに一旦預けることも可能。隣接する絵画と枠が同じならばボーナス、アイコンが同じならば無得点となる。誰も選ばなかった絵画はそのタイプの価値が上がり、次のラウンドへ。
誰かがボードを埋めるか、置ききれない絵画が2枚になったらゲーム終了で、絵画のタイプごとの名声、目線の高さにある絵画のボーナス、埋められなかったコーナーの失点などをトータルして勝敗を決める。
6人のイラストレーターによる絵画は雰囲気満点。絵画の価値を操作しつつ、眺めて美しいギャラリーを築き上げよう。
「超音波」で宝石の位置を推理『オラパ・マイン』日本語版、8月8日発売
アークライトゲームズは8月8日、『オラパ・マイン(Orapa Mine)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:チェ・ジョンヒ&ギル・ワンジン、2~5人用、8歳以上、20分、3520円(税込)。
韓国人デザイナー作品でプレイテ(韓国)から昨年発売された作品。英語版はホヌゲームズが扱っている。グリッドに配置された宝石の位置を推理する。
出題者がついたての裏で鉱山ボード上に色とりどりのタングラム宝石を配置してスタート。他プレイヤーが宝石ハンターとなり、出題者に「超音波」を出す座標を伝えてその結果を聞く。「超音波」は宝石に当たるとその色になって反射し、複数の宝石に当たると色が混ざる。その超音波が何回宝石に当たって、何色になって、どの座標から出たかを出題者から聞いて、位置を特定していく。
すべての宝石の正確な場所を一番早く突き止め、出題者に提出した宝石ハンターの勝利。超音波が反射せずに消滅する黒の宝石を追加することで、難易度を上げることもできる。