『指輪物語:デュエル 中つ国の決戦―協力者』日本語版、1月中旬発売
ホビージャパンは1月中旬、『指輪物語:デュエル 中つ国の決戦―協力者(The Lord of the Rings: Duel for Middle-Earth – Allies)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.ボウザ&B.カタラ、アートワーク:V.デュトレ、2人用、10歳以上、30分、1760円(税込)。プレイするためには『指輪物語:デュエル 中つ国の決戦』が必要。
『世界の七不思議:デュエル』(2015)のドラフトシステムを使った指輪物語テーマの2人用対戦ゲームに拡張セットが登場。トム・ボンバルディル、エルロンド、アルウェン、ボロミア、アングマールの魔王、シェロブ、バルログ、蛇の舌のグリマなどが登場し、それぞれの陣営を補佐する。
ゲーム開始時に指輪の仲間、サウロンともに各7枚中から3枚をランダムに受け取り、パワートークンを支払うことでそれらの能力を使用できる。パワートークンは最初1枚ずつもっており、ゲーム中にはカード上に配置されたものを獲得できるため、カードの選択に影響を与える。
内容物:カード 14枚、トークン 8枚、プレイヤーエイド 2枚、ルールブック 1部

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ボードゲームカフェバー:2025年の新規開店は39件
2025年のボードゲームカフェバーの開業は39件だったことが、当サイト調べでわかった。昨年の55件から3割の減少で、40件を下回るのは2016年以来9年ぶり。閉店は昨年より8件多い23件で、増加はしているものの伸びは緩やかになっている。プレイスペースの開業も15件と前年を下回り、閉業は15件で差し引きゼロとなった。
ボードゲームカフェが急増した2016年から今年で10年目。今年だけで4店舗増やしたJELLY JELLY CAFEのように勢いのあるところもある一方、老舗の閉業や、開業して1年ももたないこともあり、経営の厳しさが浮き彫りとなった1年だった。
愛知でゲームバーを経営する内田巧氏は「ボドゲ単体だと構造的にしんどい。『ボードゲーム+α』 がないと生き残れない」(X)と述べ、JELLY JELLY CAFEオーナーの白坂翔氏は「ボードゲームカフェという業態を、どうすれば“街に必要な場所”にできるか?」(X)という本質的な問いを立てる。コロナ禍後、ボードゲームの需要が急速に伸びるという期待が外れ、客単価・回転率が低く、新作のサイクルが早い中で安定的な利益を生み出すための厳しい挑戦は続く。
現在、日本国内で営業しているボードゲームカフェは299件、ボードゲームバーは69件、ボードゲームプレイスペースは152件(ボードゲームカフェバー/プレイスペースリンク集)。
※定期的に調査・見直しを行っているため、数値は今後変わる可能性があります。


