逆ドラフトで動物保護『ピークチーム:レンジャー』日本語版、11月上旬発売
ホビージャパンは11月上旬、『ピークチーム:レンジャー(The Peak Team)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.アルメス、イラスト:クロコタム&S.ブヴァン、1~5人用、10歳以上、60分、5500円(税込)。
マタゴー社(フランス)の今秋の新作で、デザイナーは『アルマナック』『ビア&ブレッド』のアルメス。山岳レンジャーとして野生動物保護区を調査し、動物たちを保護し、ミッションを達成する協力ゲームだ。
メインボードは山岳地帯がさまざまな地域に分かれており、ハイキングルートや道路、川、雪道、クライミングルートなどでつながっている。各地を手札のカードで移動して野生動物たちを観察し、個人ミッションをクリアしていく。プレイしたカードは両隣のプレイヤーに配分される「逆ドラフト」システムのため、他プレイヤーの動向にも目を配らなければならない。
行動回数が尽きる前に各プレイヤーが2つのミッションを達成したらクリア。しかしその後も、レベルを上げて再挑戦できる。レベル2では突然の事故で移動ルートが使用不能になる可能性が登場し、レベル3では各自の技能と特別なミッションが追加され、レベル4では高難易度のミッションと休息アクションなどが加わり、レベル5にもなると山の変わりやすい天候が立ちふさがる。
内容物:両面印刷のゲームボード 1枚、レンジャー・トークン 5個、レンジャー・フラッグ 10個、動物トークン 12個、天候カード 20枚、サプライ・カード 84枚、通常ミッション 32枚、スペシャル・ミッション 21枚、スペシャル・ミッション・フラッグ 5個、レンジャーマット 5枚、ラウンド・マーカー 1個、成功トークン 20個、技能タイル 5枚、サポート・トークン 5個、障害トークン 10個、ファーストレンジャー・トークン 1個、最終ミッション・フラッグ 1個、早見表カード 10枚、ルールブック 2冊
(写真は英語版)
紅葉するカードのゴーアウト『13 Leaves -13枚の葉-』日本語版、10月12日発売
テンデイズゲームズは10月12日、『13 Leaves -13枚の葉-(13 Foglie)』日本語版を発売した。ゲームデザイン:上杉真人、イラスト:E.ゼリヤスコバ、3~6人用、8歳以上、20分、2420円(税込)。
上杉真人氏のデザインでクラニオクリエーション(イタリア)から今春発売された。紅葉していく葉のグラデーションをあしらったゴーアウト系カードゲーム。
手番には、場のカードのうち、最も小さい数字以下か、最も大きい数字以上で、その数字ですでに置かれている枚数以上を出すかパスする。パスしたら場から1枚とって手札に入れる。こうして段々出しにくくなっていき、1人を除く全員がパスしたら場が流れる。先に手札をなくしたプレイヤーの勝ち。
得点を累計して勝敗を決めるルールもあり。パスしたとき、どのカードを選ぶかで手札マネージメントも問われる。少ないルールと繊細な色彩で気軽に楽しめる作品。