4つのアクションでパターンマッチング『ソロエタイル』9月17日発売
幻冬舎は9月17日、『ソロエタイル』を発売する。ゲームデザイン・ありしん(BEYOND GAMES)、2~4人用、7歳以上、2200円(税込)。
『ことバンプ』のBEYOND GAMESが今年発表した『ソロッタ』をリメイク。4つのアクションでタイルを移動し、指定されたパターンにいち早く揃えることを目指す。
全員共通のボードには6×6マスでタイルが並んでおり、1マスだけ空いている。手番にはダイスを振り、出目によって1~3回のアクションができる。アクションはリバース(裏返す)、チェンジ(隣同士を交換)、ジャンプ(空きマスに移す)、スライド(空きマスにスライド)で、手札のパターンができたら得点。10点先取で勝利となる。
問題カードは1~3点のものがあり、得点が上がるほどパターンが複雑になる。ダイス運の要素に加え、他のプレイヤーの思惑で崩されることもあり、運と駆け引きのあるパズルに仕上がっている。
内容物:ボード 1枚、タイル 36枚、問題カード 72枚、ダイス 1個、説明書 1枚
タルヲシル破産、『キズナと螢の物語』などを製作
東京商工リサーチ速報によると、創作集団タルヲシル(株)は9月8日、東京地裁より破産開始決定を受けた。資本金550万円、負債額調査中。
ボードゲーム開発支援・クラウドファンディングプロジェクト提案・UIデザイン・イラスト・2Dアニメ・テキスト制作を手掛け、「タルオシルゲームズ」のレーベルでゲームマーケット2016から出展。『進め!ユグドラ探検隊』『サムライソウルフード』『キズナと螢の物語』(エピソード3まで)をリリースした。また2017年には「和の癒し」をテーマにしたボードゲームカフェ「ムスビヨリ」を東京上野にオープンしている。
2018年に朗読劇版『キズナと螢の物語』(出演・榎ちひろ氏ほか)のDVD製作をめぐって舞台音楽の制作者とトラブルになり、その際に代表の暴言がもとで炎上。2019年3月には「ムスビヨリ」の閉店を余儀なくされた。その後は「事業を縮小していたが、資金繰りも限界となり今回の措置となった」という。