アクションを交えてカウントアップ『ビス20』日本語版、10月1日発売
1から20まで時計回りにカウントアップする中で、指定されたアクションを間違えずに行う協力ゲーム。今年のドイツ年間ゲーム大賞で推薦リストに選ばれている。これまで海外版が輸入していたが、今月から日本語パッケージが流通し始めている。
最初はランダムに引いた2つのカードの数字が入れ替わる。次からは数字カードと司令カードを1枚ずつめくって、その数字のときは数を言わず、「手を叩く」「鼻をつまむ」「ニワトリの鳴き声」「立ち上がる」など指示されたジェスチャーやアクションを行わなければならない。成功したらさらに1つ追加。失敗すると宝石を失う。宝石がなくなる前にレベルに応じた数の司令を成功させれば全員の勝利となる。
記憶力と集中力が求められ、成功したときにはグループのものすごい一体感が味わえる作品だ。
四隅を握ってボール落とし『コロコロストーン』10月16日発売
ボードの四隅を持ち、転がるボールを傾けて落とすアクションゲーム。オリジナルはアイデアル(アメリカ)から1969年に発売された『レスル・アラウンド(Wrestle Around)』で、インドで『マーブルトラブル(Marble Trouble)』というタイトルで販売されたことがある(当サイトのレポート)。発売から50年以上が経っている作品で、他にも販売されているかもしれない。
各プレイヤーは自分の色のボールを3個をもつ。ボードを平らな場所に置き、グリップを片手で握ってスタート。合図と同時に各自のボールを1個をフィールドに投入し、真ん中の穴に自分のボールが落ちないようにボードを傾ける。ボールが落ちてしまったらまた1個投入し、3個とも穴に落ちてしまったら脱落。最後まで自分のボールが生き残ったらプレイヤーの勝ちとなる。
ボードはテーブルから離れてはならないため、力だけではなくタイミングの勝負となる。2人用の『騎兵ゴルフ(Husarengolf)』にも似たプレイ感で、ゲーム会のスターターや気分転換に楽しめるだろう。