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ブラフゲーム『スパイシー』日本語版、8月27日発売

ケンビルは8月27日、カードゲーム『スパイシー(Spicy)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・G.Z.ガボール、イラスト・J.キム、2~6人用、10歳以上、15~20分、1980円(税込)。

前の人と同じスパイスで数字を出していって、手札をなくすことを目指すゴーアウト系ゲーム。ドイツ年間ゲーム大賞で推薦リストに選ばれている。デザイナーはハンガリー人で、トラをあしらった金色のカードで東洋風デザインになっている。

6枚の手札から、時計回りに「スパイス名+数字」を言ってカードを裏にして出す。スパイス名は前の人と同じ、数字は前の人よりも大きく宣言しなければならないが、ウソをついてもよい。次の人がチャレンジしたらカードをめくって確かめ、間違っていたほうが山札から2枚引く。手札がなくなったら1勝で、誰かが2勝するか、3つのトロフィーが取られるか、山札から終了カードが出たら終了。

シンプルなブラフゲームだが、バリアントルールが6つ用意されていて、その中から1~2つ入れて遊ぶことができる。手番外でも割り込めるが、完全一致していないとチャレンジ成功になる「コピーキャット」は、度胸とポーカーフェイスが試される。

ケンビル:スパイシー日本語版

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動物たちの縄張り争い『グレートプレインズ』日本語版、9月上旬発売

ホビージャパンは9月上旬、『グレートプレインズ(Great Plains)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.ベンジャミン&B.ギルバート、イラスト・K.フランツ、2人用、10歳以上、20分、3960円(税込)。

ルックアウトゲームズ(ドイツ)の2人用ゲームシリーズで今年発売された新作。キツネとヘビの部族が低地で出会った動物を召喚し、縄張り争いを繰り広げる。デザイナーは『マンダラ』のベンジャミン&ギルバート。

7枚のタイルをランダムに組み合わせてゲームボードを作る。ゲームボードは山地を縫うようにして低地になっている。スタート地点となる洞窟を山地に3つずつ配置してスタート。

手番には部族トークンを洞窟からつなげて配置していき、ワシ、ウマ、クマのシンボルに配置すると対応するタイルを受け取って、それ以降いつでも使えるようになる。ワシは山の向こうに、ウマは連続して2個、クマは相手のトークンを押し出して配置できる。

部族トークンがすべて配置されたらゲーム終了。平原ごとにトークンが多いほうが、広さや地形に応じた得点を得る。

わかりやすいルールで短時間で遊べるエリアマジョリティゲームだ。

内容物:洞窟タイル 6枚、動物タイル 9枚、部族トークン 40個、両面ボード 7枚