『ミステリーラミー ケース2:ジキル&ハイド』日本語版、2月25日発売
グループSNEとcosaicは2月25日、『ミステリーラミー ケース2:ジキル&ハイド(Mystery Rummy: Jekyll & Hyde)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.フィッツジェラルド、イラスト・V.ポシュカス&C.コンラート、2人用、10歳以上、30分、2200円(税込)。
オリジナルは2001年、ミステリーラミーシリーズ第3弾(日本語版では第2弾『モルグ街の殺人事件』がスキップされている)としてU.S.ゲームズシステムズ(アメリカ)から発売された。テーマは多重人格を描いた小説『ジキルとハイド』で、2人専用ゲームとなっている。
手番にはドロー&プレイを行い、同色3枚以上の証拠カードを「メルド」として自分の前に出すことでポイントを獲得する。善悪の象徴であるジキル博士とハイド氏を1枚の「人格カード」で表し、上を向いている面の人格のメルドしか出せない。さらにゲーム終了時、「人格カード」で上になっている面の人格はポイント2倍になるため、勝敗の行方は最後までわからない。しかも自分の前のカードを1つの人格でそろえることで、相手を「シャットアウト」することもできる。
自分でも相手でもメルドの人格を変える「変身カード」の使い方が鍵を握る。どちらかのプレイヤーの手札がなくなったとき、自分の前に出したカードのポイントを計算し、手札は失点になって得点計算。何ラウンドか行って、得点の合計が100点になったプレイヤーの勝利。
ジキルとハイドのどちらになるのが得なのか、スリリングな対戦が待っている。
古代エジプトでワニの湿原を開拓『ファイユーム』日本語版、2月24日発売
アークライトゲームズは2月24日、『ファイユーム(Faiyum)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・F.フリーゼ、イラスト・H.リースケ、1~5人用、12歳以上、120分、7920円(税込)。
オリジナルは2020年、2Fシュピーレ(ドイツ)から発売された。紀元前2000年のエジプトを舞台に、ファラオから使命を受けた参謀の一人として、ワニが生息する大湿地帯ファイユームを農地化する。
手番にはカードプレイによってワニを追い払い、作物の収穫を指示し、集落を作り、名声ポイントを得ていく。場から新しいカードを購入してデッキを構築していくが、プレイしたカードは順番に重ねられ、手札に戻すときは最後にプレイしたカードからという仕組みでコンボを狙いやすくし、戦略性をもたせている。
カードの購入には『電力会社』でも用いられたダッチオークションが用いられ、場に出たばかりのカードは高く、安いカードが買われるにつれて安くなっていく。変化する盤面の状況に合わせて、他のプレイヤーよりも一手先を取っていこう。
ゲーム盤上に配置された集落や労働者は共有財産で、すべてのプレイヤーが利用できるのも特徴。盤面をコントロールし、カード効果をうまく組み合わせて大量得点を狙おう。場札の補充で自然災害カードが4枚出たら手札の補充ができなくなり、できる限りのプレイをしてゲーム終了。ゲーム中のアクションで獲得した名声ポイントの合計を競う。
ソロモードでは自己最高得点の更新を目指したり、ファイユームの発展計画を調整していくキャンペーンも入っている。
内容物:ゲーム盤 1枚、50/100名声トークン 5枚、値引トークン 4枚、貨幣トークン(1ゴールド 26枚、5ゴールド 10枚、10ゴールド 5枚)、ルール説明書 1冊、リファレンス 1冊、名声マーカー 5個、集落 16個、街 8個、工房 10個、増築 5個、道路 40本、橋 4本、橋(大) 2本、労働者 30人、小麦 20個、ブドウ 20個、石材 20個、魚 10個、バラ 12個、建材 15個、宮殿 2個、ワニ 38匹、管理アクション早見表カード 12枚、初期カード 25枚、ゲームカード 69枚
(写真は海外版)