ボードゲームコメディ『ボドカン!』2巻発売
KADOKAWAは3月7日、『ボドカン!~女、囚人同士、監獄でナニも起こらないはずがなく~』2巻を発売した。画・田口囁一、著・羽流木はない、B6判144ページ、748円(税込)。イエローサブマリン限定の予約特典『ゴールド』付き版は完売。
無料コミックポータルサイト「カドコミ」で昨年6月から連載され、10月に第1巻が発売されたボードゲームコメディ。覆面の看守により、刑務所内に集められた女囚たち、始まったのはデスゲームかと思いきや、ボードゲームだった。絶対に負けられない戦いが始まる。
遊ばれているゲームはオインクゲームズの『ダイイングメッセージ』と、付録にもなった『ゴールド』。ラベンスバーガー社が1988年にリリースし、不二商が日本語版を制作した絶版ゲームで、機関車が終点に着く前に金塊を家に持ち帰ることを目指す。予約特典として限定製作されたが、作者によれば再販の可能性もあるという。
3つの印と並び順を推理『テンプルコード』日本語版、4月4日発売
すごろくやは4月4日、『テンプルコード(Temple Code)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:Y.ルヴェ、イラスト:J.B.レイノー、1~4人用、8歳以上、30分、3410円(税込)。
『チューリングマシン』『クロノロジック:パリ1920』の作者がデザインし、『インク de リンク!』のバンキーズエディション(フランス)から昨年発売された。自分からは見えない3つの印を当てる推理ゲーム。
手番には場のカードから1枚を選び、自分のカードの裏側につなげると、『マスターマインド』の要領で位置も正しい印の数と、位置は正しくないが自分のところにある印の数がわかる。この情報を組み合わせて3つの印の並びを推測していく。専用シートにメモして、わかったと思ったら答え合わせ。当たっても外れても次の問題に進み、先に2問正解で勝者となる。
少ない手数で正解にたどり着くだけでなく、他のプレイヤーの状況も踏まえたカード選択がポイント。他のプレイヤーのカード選択も自分にとってヒントになる可能性がある。プレイヤー間の駆け引きを加えた推理ゲームだ。