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じわじわ進むイモムシレース『ワームアップ』日本語版、2月5日発売

イカロスは2月5日、『ワームアップ(Worm Up!)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.ランドルフ、3~5人用、6歳以上、15~20分、2530円(税込)。

今年生誕100周年を迎えるA.ランドルフの作品で、オリジナルは1994年、ブラッツシュピーレ(ドイツ)から”Würmeln”という題名で発売された。ヴェニスコネクション版・ミルトンブラッドレー版を経て、2008年に”Worm Up!”というタイトルでアバクス社・イーグルグリフォン社などから発売されている。丸いコマを並べてイモムシに見立て、レースを繰り広げる。

4~7とXの手札から1枚を選び、一斉にオープン。小さい数字を出した人から自分のイモムシの最後尾を前に付け替えて進めるが、数字がかぶると進めない。

イモムシは基本的にゴールラインに向かって進むが、自由に方向を変えられるのでほかのプレイヤーの進路を塞いでもOK。さらに「X」を出してかぶっていなければ、自分のイモムシを進める上にゴールラインを動かすことができる。

これだけのシンプルなゲームながら、イモムシがじわじわゴールに向かう様子は本当にイモムシが進んでいるかのよう。ゴールラインの変更に次ぐ変更によって勝敗は最後の最後まで読めないものとなる。バッティングを避け、先行するイモムシの妨害をかいくぐって、チェッカーフラグを切るのはどのイモムシだろうか?

イカロス:ワームアップ

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ランドルフ生誕100周年を祝うサイトがオープン

ゲームデザイナーの世界的な一人者、A.ランドルフ(1922-2004)の生誕100周年を祝うウェブサイトが本日オープンした。5月4日の誕生日に向けて、ランドルフの作品が遊べるボードゲームカフェやボードゲームサークルなどの協力を呼びかけている。

ウェブサイトを開いたのはアレックス・ランドルフ生誕100周年実行委員会で、能勢良太(メビウスゲームズ)、白坂翔(JELLY JELLY CAFE)、別府さい、小野卓也の4名。サイトにはランドルフの年代別代表作品リスト、国内で販売されている作品、コラム、愛好者からのコメントなどが掲載されている。

特にコラムは、ランドルフの遺品を所蔵するドイツシュピールアーカイブ・ニュルンベルクの許可を得て、ランドルフの生涯やゲームに対する熱い想いなどを貴重な写真付きで掲載しており、たいへん読み応えがある。

お祝いに参加する方法は、4月29日から5月8日のゴールデンウィーク期間中にランドルフ作品を遊び、#alex100をつけてSNSに投稿するだけ。趣旨に賛同するボードゲームカフェやボードゲームサークルは応募フォームから連絡すると、ウェブサイトに掲載される。

他にもイベント出展や記念グッズ販売などが予定されており、決まり次第順次ウェブサイトで公開される予定だ。

アレックス・ランドルフ生誕100周年記念ウェブサイト link