ロール&ライト『ガンジスの藩王 ダイスチャーマーズ』日本語版、12月発売
nostalgia長泉店は11月下旬12月、『ガンジスの藩王 ダイスチャーマーズ(Rajas of the Ganges: The Dice Charmers)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・I.ブラント&M.ブラント、イラスト・D.ローハウゼン、2~5人用、12歳以上、30~45分、3300円(税込)。拡張セットではなく、単独でプレイできる。
ボードゲーム『ガンジスの藩王』のロール&ライトゲーム版で、オリジナルは2020年にフッフ社(ドイツ)から発売された。『ガンジスの藩王』のテーマやメカニクスを再現しつつ、ダイスドラフトという新たな要素を加えた。
スタートプレイヤーがまとめてダイスを振り、その中からドラフトして取ったダイスのアイコンを自分のプレイヤーシートに記入する。『ガンジスの藩王』と同様、宮殿、商品、街の道路などがあり、名声や収入が入る。
名声と収入はトラックの反対側からスタートして、交差してゲーム終了になるところは『ガンジスの藩王』のメカニクスを継承。より深く交差したプレイヤーが勝者となる。カルマを減らしてダイスをリロールすることもできる。
紙のシートは両面印刷で1 枚で2ゲーム遊べるほか、2種類のシートが入っていて違ったプレイ感で楽しめる。
コナミなど3社がボードゲームでメディアミックス「ヨフカシプロジェクト」始動
コナミデジタルエンタテインメント、オーシャンフロンティア(アニメイトグループ)、ドロッセルマイヤー商會の3社は本日、共同でメディアミックスプロジェクト「ヨフカシプロジェクト」第1弾・第2弾の先行予約を開始した。ドロッセルマイヤーズ代表の渡辺範明氏がディレクションを担当し、ボードゲームを起点にIP(知的財産)を育てる。
デジタルゲームの企画開発を行っている2社と、ドロッセルマイヤー商會による三社合同プロジェクト。まずボードゲームを制作し、その中に出てくるキャラクターや物語をさまざまなメディア(未発表)に展開する。
第1弾はイメージを伝えるコミュニケーションゲーム『まっぷたツートンソウル』。怪しげな「魂のマッチングアプリ」に導かれ集まった8人の高校生たちが、自分の前世の姿(人物、動物、道具など)のイメージをもとに、関連するワードを並べて自分と同じ前世(同じ人物、動物、道具など)をもつ運命の相手を探す。ゲームデザイン・渡辺範明(ドロッセルマイヤーズ)、キャタクターデザイン・寺田てら、シナリオ・アサウラ、3~8人用、10歳以上、30分、3850円(税込)。
https://yofukashiproject.com/mapputa/
第2弾はデッキミキシング・ボードゲーム『魔警オルトロス』。未来の東京を舞台に、8人の特殊魔法警察官たちが、手札を魔導書にして頻発する魔法犯罪の犯人を追い詰める。8人の中から2人を選び、そのデッキをミックスしてヴィランと戦う。ゲームデザイン・木皿儀隼一(ワンドロー)、キャタクターデザイン・キナコ、シナリオ・桜井光氏&モンスターラウンジ、2~4人用、10歳以上、30~40分、5280円(税込)。
https://yofukashiproject.com/orthrus/
どちらも発売は2022年1月で、本日からクラウドファンディングサイト「Makuake」にて特典付き先行予約受付中。ゲームマーケット2021秋で試遊展示される。