数寄ゲームズは12月21日、『惑星Xの探索』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.オーマレー&B.ロセット、イラスト:J.マシノ&M.ペドロ、1~4人用、13歳以上、60分、6380円(税込)。プレイするためには専用アプリをダウンロードしたスマホかタブレットが必要。
オリジナルはフォックストロット社(アメリカ)から2020年に発売された作品。ゴールデンギーク賞でイノベーティブ、中量級、リモートプレイの3部門にノミネートされている。天文学者となって夜空を調査し、姿の見えない太陽系第9惑星の位置を特定する推理ゲーム。
タイムトラック制で手番を行い、手番には「天体の調査」「1区画の精密探査」「課題の研究」の3パターンのいずれかでアプリに質問を行い、結果をプレイヤーシートに書き込んでいく。惑星Xのほかに、彗星、ガス雲、準惑星、小惑星、空の区画がそれぞれの法則に従ってボード上のどこかにあり、順次位置を特定していく。
ゲーム中に「学説フェイズ」が起こり、その時点でわかっている情報を発表し、アプリ判定で当たっていれば得点できる。惑星Xの位置が特定できたら手番に発表して、正解していれば終了。その得点も含めて合計得点を競う。
惑星Xを当てれば勝利できるとは限らず、学説フェイズの得点も重要だが、他のプレイヤーにヒントを与えることになるのでどこまで情報を出すかが悩ましい。『クリプティッド』『厄介なゲストたち』『ザ・キー』のような論理パズルが好きな方に。