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法人向けボードゲームサブスクサービス『るーでんすぱーてぃー』22年4月スタート

日本経営協会(NOMA)は、法人向けのボードゲームレンタルサブスクリプションサービス「るーでんすぱーてぃー」を22年4月から(プレサービスは2月から)開始することを発表し、本日ティザーサイトをオープンした。利用料は1ヶ月3300円(税込)。

日本経営協会は通産省の公益法人として1949年に設立された社団法人。情報化の普及、人材開発と育成事業を展開してきたが、人材と組織を活力づける方法としてビジネスシーンでのアナログゲーム活用に着目。会議、面談、営業先など、さまざまなビジネスシーンに応じて10~15分程度のアナログゲームを貸し出す。

提供するのはビジネスゲーム・マネジメントゲームではなく、ゲームマーケットで発表されるようなアナログゲーム。参加に同意したゲームデザイナーの新旧作品の中から、ビジネスの中で活用しやすく、また短時間で体験できるゲームをピックアップして提供する。

サブスクリプション利用者は、こうしてラインナップされたリストの中から4タイトルを選んでレンタル。どれを選んだらよいかわからなければ、専門スタッフがオンラインでヒアリングし、おすすめのゲームをコンサルティングする。

一見すると業務と関係のないこのようなボードゲームを提供する意義として、営業などに必要な交渉力が身につき、新しい発想を生み出す力が育ち、コミュニケーションのきっかけと力を得るという。ボードゲームを通して、発言が少ない会議、相手のことがわからない面接、記憶に残らない名刺交換、オンライン続きのコミュニケーション低下などの改善を試みる。

サービス立ち上げに当たり、ゲームマーケットで国産ゲームを年間500タイトル以上製造している萬印堂と業務提携。国内ボードゲームデザイナーの活躍の機会も創出されそうだ。

現在、「遊びながら成長できるアナログゲーム」のエントリーを下記ティザーサイトで募集中。書類およびテストプレイ審査で採用された作品は、在庫があれば買い取り、在庫がなければ萬印堂で増刷・納品される。

アナログゲーム るーでんすぱーてぃー

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建物を並べて人々を呼び込む『ストリート・スクエア』日本語版、12月上旬発売

ホビージャパンは12月上旬、『ストリート・スクエア(Streets)』日本語版を発売する。ゲームデザイン&イラスト・H.ガールダー、1~5人用、13歳以上、30~60分、4950円(税込)。

オリジナルはシニスターフィッシュゲームズ(イギリス)からキックスターターを経て2021年に発売された。デザイナーのガールダーは『ヴィレジャーズ』に続く2タイトル目の作品となる。前作はドラフトによるエンジンビルドゲームだったが、今回はタイル配置ゲーム。全員でひとつの街を作り上げ、建物を売却して得られる資産を競う。

プレイヤーは投資家となり、新たなお店や住宅を配置して魅力的なストリートを作る。手番には3枚の手札から1枚の建物タイルを配置し、自分が所有していることを表すトークンと、その建物に対応する人々コマを置く。5つの建物が並ぶと「ストリート」となって建物を売却し資産を得る。

ストリートが完成するたび、ヒップスター、観光客、家族連れ、ショッピングを楽しむ人々は、未完成のストリートでそれぞれ興味のある建物へと向かう。自分の建物でお金を落としてもらえるよう、予算を的確に管理しつつ、計画を立てながらも、最新の機会を逃さないようにしよう。

ストリートができるとその全ての建物で売却が起きるので、対戦相手を利することもあり、プレイヤー間の読み合いや駆け引きが悩ましい作品。2つの拡張セットも同梱されている。

内容物:建物タイル 47枚、人々コマ 48個、資産トークン 87個、立看板 25個、ビジネストークン 48個、コンサルタントカード 7枚、早見表カード 6枚、ルールブック 1部