Posted in 国産新作ゲーム

Kaiju on the Earth LEGENDS 第1弾『ゴジラ』4月23日発売

アークライトは4月23日、ゲームマーケット2022春にて、「カイジュウ・オン・ジ・アース・レジェンズ」シリーズ第1弾『ゴジラ』を発売する。ゲームデザイン:川崎晋(カワサキファクトリー)、グラフィックデザイン:福島了(Drift)、イラストレーション:開田裕治&中村豪志、企画・監修:ゴジコン(ゴジラ戦略会議)、2~5人用、10歳以上、50~70分、6930円(税込)。特典付き予約はゴジラ・ストアにて2月20日から。

『ボルカルス』『レヴィアス』『ユグドラサス』がリリースされている怪獣ボードゲームの新シリーズ。ディレクションの渡辺範明氏(ドロッセルマイヤーズ)をはじめ同じスタッフにより、誰もが知っているレジェンド怪獣が次々とボードゲームになる。その第1弾は、1954年の映画公開以来、国際的な人気を誇る怪獣王ゴジラ。ゲームデザインはユーロゲーム、パーティーゲーム、パズルゲームなど幅広いジャンルにわたって発表し続けている川崎晋氏があたった。

怪獣側プレイヤー1⼈と⼈間側1~4⼈チームに分かれて戦うの1対多のゲームで、芝浦から上陸したゴジラは全てのものを破壊しながら歩き、口から放たれる放射熱線は甚⼤な被害をもたらす。対する⼈間側は東京、埼玉、千葉、神奈川の知事チームとなり、怪獣の侵攻を予測し、被害を回避しながら避難経路を確保。避難者を周辺の県へ逃がす。報道記者を助けることで報道が芹沢博士の⼼を打ち、究極の生体破壊兵器「オキシジェン・デストロイヤー」が使⽤できるようになる。

都内には4色で東京、埼玉、千葉、神奈川都県民が散らばっており、ルートをつないで避難経路を構築するとともに戦車や高圧電線でゴジラの進路を妨害する。白いコマを逃がすことで報道カードが手に入り、うまく揃えれば「オキシジェン・デストロイヤー」が完成し高得点が入る。

ゴジラは振ったダイスの組み合わせで各地域を歩き回り、熱線を吐き出して避難する前の人々を蹂躙する。建物を破壊するとパワーアップし、ダイスを増やしたり振り直しできるようになったりして、移動速度や熱線の射程が上がる。ゴジラを倒すことはできず、東京湾に帰っていったとき、得点を比べてどちら側が勝ったかを決める。

すでにリリースされている「カイジュウ・オン・ジ・アース」シリーズ3作品よりもシンプルなルールながら、たっぷりのコンポーネントでプレイ時間も約1時間と遊びごたえのある作品となっている。

内容物:マップボード 1枚、怪獣ボード 1枚、避難状況カード 12枚、報道カード 24枚、支援要請カード 14枚、足跡タイル 4枚、振り直しタイル 3枚、避難経路タイル 36枚、高圧電流タイル 3枚、戦車タイル 3枚、怪獣コマ 1個、名所コマ 5個、避難者コマ 52個、報道コマ 6個、得点ついたて 2枚、避難者バッグ 1枚、怪獣ダイス 6個、砂時計(1分)1個、サマリーシート 5枚、説明書 1冊(カードサイズ:63×44mm/63×88mm)

TM & © TOHO CO., LTD.

Posted in 日本語版リリース

4人まで遊べる『フィヨルド』日本語版、3月11日発売

すごろくやは3月11日、『フィヨルド(Fjords)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・F.B.デロンシュ&P.ウォーカー=ハーディング、2~4人用、8歳以上、45分、5500円(税込)。

2007年に没したデロンジェ(『マニラ』『ビッグシティ』)が2005年にハンス・イム・グリュック社(ドイツ)から発表した2人用陣取りゲームを、今年になってグレイルゲームズ(オーストラリア)がリメイク。4人までプレイできるようになったほか、ウォーカー=ハーディング(『クマ牧場』)によるバリアントルールを加えた。

ゲーム前半では六角形タイルを並べてボードを作りつつ、自分の家を4つ配置する。後半には自分の家からつながるようにバイキングを置き、たくさん配置できたプレイヤーが勝者となる。雪山や海岸は超えられないので、自分に有利な地形を作りつつ、他のプレイヤーよりも一手早く要所を確保できるようにゲームを進めよう。

新版ではバリアントとして、得点を増やしたり海や山を越えられるようになったりする「ルーン」チップを7種類同梱。好きな組み合わせでゲームに加えて変化をもたせることができる。

すごろくや:フィヨルド