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日本ボードゲーム大賞2021に『アルナックの失われし遺跡』

NPO法人世界のボードゲームを広める会「ゆうもあ」は3月14日、日本ボードゲーム大賞2021を発表した。今年は投票部門のみ行われ、『アルナックの失われし遺跡』が大賞に選ばれた。

今年で20回目を迎える日本ボードゲーム大賞。昨年1年間に日本国内で新発売された国産・日本語版・輸入・同人ゲーム291タイトルの中から大賞を選んだ。

投票部門は昨年12月から今年2月まで、約2ヶ月にわたってネットなどで行われ、38都道府県から139名(昨年比-97名)が参加した。各自ベスト5まで記入できる方式で、1位5点、2位4点、3位3点・・・として集計。1位となったのは『アルナックの失われし遺跡』で、昨年の『イッツアワンダフルワールド』と同様、ゲーマーズゲームが大賞に選ばれた。ホビージャパンから日本語版が発売されている。

2位以下の順位は下記の通り。国産ゲームでは6位にダイソーゲームの『変顔マッチ』、9位に『57577』が入賞している。

同人ゲームは規定投票数に達しなかったため今年も公表されていない。また、選考部門(ゆうもあ賞)は新型コロナウイルスによる影響で選考するための試遊を十分に行えなかったため、今年も発表されていない。

【日本ボードゲーム大賞2020】
投票部門
1位:アルナックの失われし遺跡(Lost Ruins of Arnak)129点(得票率24.46%)
2位:キャンバス(Canvas)68点(得票率:13.67%)
2位:ミクロマクロ:クライムシティ(Micro Macro: Crime City)68点(得票率:13.67%)
4位:スピリット・アイランド(Sprit Island)58点
5位:ファーナス(Farnace)58点
6位:変顔マッチ 49点
7位:プロジェクトL(Project L)45点
8位:カートグラファー(Cartographer)40点
9位:57577 35点
10位:ことばのクローバー!(So Clover!)36点

NPOゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2021 投票部門 発表!

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発見コトワザ品評会(Discovery Proverb Fair)

 

与えられたお題を表すことわざを、上の句と下の句を組み合わせて作成し、ダミーカードと混ぜた中から当ててもらう協力ゲーム。いかが屋がゲームマーケット2022大阪(中止)で発表する予定だった作品。大喜利ゲームではないが、インパクトのあることわざを作って皆に笑ってもらいたくなる。

ウケを狙わずガチで当ててもらおうにも、お題にぴったりなカードはそうそう来ない。そこで解答者の顔ぶれを見て、「このキーワードなら当ててもらえそう」というものを選ぶ。

しかしその後に混ぜられるダミーカードがいい仕事をしすぎる。もともとのお題よりもぴったりはまったりして、いともたやすく持っていかれてしまう。上の写真の成績は6回中3勝3敗。

上の句・下の句にはことわざらしいもののなかにJポップの歌詞みたいなものが混じっている。「そして輝く 夢カワ女子」(遠足や旅行は前日が一番ウキウキしているということ)は思わずB’zの節をつけて歌ってしまった。1回のゲームでほとんどのカードが出尽くすので、もっとたくさんのカードがあると嬉しい。

発見コトワザ品評会
ゲームデザイン:いかが屋/イラスト:りにょり
いかが屋(2022年)
2~6人用/10歳以上/5~20分
通販:ディスカバリーゲームズヨドバシボドゲーマ