送り込んで囲んで陣取り『ストラベルト』4月23日発売
アーチゲームズは4月23日、『ストラベルト(Storabelt)』を発売する。ゲームデザイン:ラング・ダルフロド、イラスト:Tトゥーウォー、3~4人用、12歳以上、45~60分、5940円(税込)。
16世紀のスカンディナヴィア半島で、兵士と壁を駆使して競い合う陣取りゲーム。パッケージもメカニクスもユーロゲームの風貌を備えたアーチゲームズのオリジナル作品だ。00年代のユーロゲームで盛んに作られたエリアマジョリティに、変則ワーカープレイスメントとカードコンボという最近の要素を加えている。
手番には7つのアクションスペースにワーカーを配置して兵士を送り込んだり壁を作ったりする。アクションスペースにあるワーカーの数がアクションの強さになっており、後から配置するほど強いアクションができるところが特徴。
ゲームボードはヘックスで分割されており、壁で区切ることでエリアが作られる。3マス以内のエリアができたら、兵士のマジョリティでそのエリアの得点を獲得できる。さらに援軍カードや戦利品で自分だけ特定のアクションにボーナスをつけたり得点を増やしたりすることができる。カードのコンボによって戦術が変わってくるだろう。
ストラベルト(Storabelt, L.Dalflod, アーチゲームズ, 2022)
ワーカープレイスメントでヘックスに戦力を置いて壁で区切って3マス以下のエリアになったらエリアマジョリティ。カードでアクションに特殊能力をつけたり、お金で追加の戦力や壁を買ったりして戦略を変える。完全情報公開なので終盤ガチ pic.twitter.com/ftdKZMTL8G— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) May 23, 2022
賽を振って人形を封じる『TATARI』4月23日発売
スタジオムンディは4月23日、『TATARI(タタリ)』を発売する。ゲームデザイン:R.クニツィア、イラスト:げみ&黒須、2~5人用、10歳以上、20分、3300円(税込)。
肝試しのつもりで行った心霊スポットのお札を剥がしたことがきっかけで、謎の日本人形たちに取り憑かれたプレイヤーたちが、6つの「賽」で人形を封じることを目指すホラーテーマのダイスゲーム。同社では今月発売の『ギャラクシーねこのばし』に続きR.クニツィアのデザインによるオリジナル作品である。
各自10体の人形をもってスタート。手番には、6つのダイスを振り、出た目の中から1つを取り出して呪いを解くか、続けてダイスを振るかを選ぶ。続ければより多くの人形を封じることができるかもしれないが、欲張って失敗すれば呪いが返ってくることも。最初に手持ちの人形を全てなくしたプレイヤーの勝利となる。
発売を記念して4月20日まで、Twitterのフォローとリツイートで賞品が当たる「Wクニツィア新作発売記念キャンペーン」を実施中。
内容物:賽(サイコロ)6個、社(ゲームボード)5枚、呪いの人形(木駒)44個、説明書 1冊