『ドメモ』3月25日発売
幻冬舎エデュケーションは3月25日、A.ランドルフの遺作『ドメモ』を発売する。書店や玩具店で流通するほか、アマゾンで購入可能。1890円。
『ドメモ』は自分の手札が見えない中で、場札やほかのプレイヤーの発言から推理して言い当てるゲーム。数字から判断していくだけでなく、ほかのプレイヤーの発言にかける時間や視線などもヒントになり、裏をかいて相手を惑わすこともできるという、超簡単なのに盛り上がるゲームだ。
このゲームははじめ、1975年にドイツのラベンスバーガー社から木製のコマで発売された。デザイナーはP.ハルヴァーという名前だったが、名匠A.ランドルフ氏のペンネームだったという。
絶版になってからも、『ピラミッドカードゲーム』などを使って愛好者の間で遊ばれ続けていた。この度の幻冬舎エデュケーション版は、ゲームデザイナーの川崎晋氏が企画を持ち込み、ヤポンブランドの健部伸明氏が権利所有者のL.コロヴィーニ氏にコンタクトを取って実現したという。コマはプラスチック製で、数字が隠れるように倒れる工夫がなされている。
幻冬舎エデュケーションの取り扱うゲームにはほかに川崎晋氏のデザインによる『メモリス』がある。
NHK衛星でボードゲーム
本日夜7:45から放映されるNHK衛星の番組『熱中時間 〜忙中“趣味”あり〜』にてボードゲームが取り上げられる。
出演するのはDJロバート・ハリス氏で、趣味とする『バックギャモン』を紹介する。ロバート・ハリス氏はBS日テレの『Theゲームナイト』にも出演し、『キャッシュ&ガンズ』、『マンハッタン』、『スコットランドヤード』をプレイしている。
また導入部分では高円寺のゲームショップすごろくやが登場し、『テーベの東』や『象のトランペット』が紹介される。ボードゲームファンは見逃さないようにしよう。再放送は26日(月)昼の12時からBSハイビジョンにて。
『熱中時間』では過去に『投扇興』(石橋俊彦)も取り上げられている。『カタン』や『ニムト』などの現代ボードゲームが取り上げられる日も近くないかもしれない。
・NHK:熱中時間 〜忙中“趣味”あり〜
・すごろくや:衛星テレビ番組ですごろくやが紹介されます