秋葉原でボードゲームプレイワークショップ
国際ゲーム開発者協会日本は8月9日(日)14時から、秋葉原のUDXマルチスペースにて「ボードゲームプレイワークショップ」を開催する。
この集まりは、同会の5回目となる交流会で、ボードゲームの開発に携わる人がプロ・アマ問わず参加して行われている。参加者の交流とともに、ボードゲームやカードゲームのシンプルで奥深いゲーム性を通して「面白さ」や「駆け引き」のデザインやテクニックを学ぶのがねらい。
今回は会場主となる秋葉原UDXの協力によって、「UDXオープンカレッジ」というシリーズの1つに位置づけられる。そのためテーブルゲームに関心があれば誰でも参加できる(事前申込は必要)。定員は100名。
スケジュールは全体ゲームとゲスト紹介の後、自由にボードゲームを遊ぶ。「ドミニオン大会」も行われる。たっぷり遊んで19:30に第一部終了、20:00から懇親会。懇親会では、G.バースのコレクターとしても知られるずーあー氏が、自身のコレクションを実演を交えて説明するというイベントも予定されている。
参加費は1500円(第一部のみ)/5000円(第2部まで)。問い合わせや申込方法など詳細は以下のページにて。
・IGDA日本:UDXオープンカレッジ「ボードゲームプレイワークショップ」
オリジナルのアイデアを製作販売
アメリカのメーカー「ザ・ゲーム・クラフター(The Game Crafter)」は、世界初のボードゲームのオンデマンド出版をスタートした。発注は全てウェブ上で行うことができる。
発注の手順はまず、カードやボードとボックスカバーの画像をアップロードし(テンプレートあり)、必要なダイスやコマの数を指定する。発注部数にしたがって見積もりが出るので、価格を設定すると製造に入る。製品は作者買取で送ってもらうこともできるが、売上の50%を支払う約束で同社のサイトで販売してもらうこともできる。詳細な手順はホームページの動画にて。
同社では趣味のゲームデザイナーだけでなく、プロのデザイナーの試作品として、また学校教材や親が子供と遊ぶアイテムとして制作することを勧めている。
現在まで販売されている作品はすでに10タイトル以上になり、意欲的な作品も集まりつつある。評判が高まれば、デザイナーだけでなく愛好者にとっても、注目のショップとなるだろう。
日本からも発注できるが、送料が安くない。同じようなサービスを、日本の印刷会社が立ち上げてくれないものだろうか。
・The Game Crafter
・TechCrunch:ユーザ考案のオリジナル卓上ゲームを作って/売ってくれるサイトThe Game Crafterはおもしろそう