シュピール’24:1日目
シュピールは10時の開場だから、9時半ころに中央駅に行けば間に合う・・・はずだったが、メッセ行きの地下鉄ホームに入場制限がかかり、地下から地上まで長蛇の列。いつになったら会場に着けるかわからない。そこで歩いて会場に向かうことにした。中央駅から2.7km、約40分のウォーキングである。同じように歩いて会場に向かうグループやカップルもたくさんおり、マラソン大会みたいになっていた。
会場についたのは10時すぎで、入場がスムーズに行われており混雑はあらかた解消されていた。チケットを買えなかった人が「チケット求む」の紙を掲げて探している。公式ではチケットは記名で発行されており、IDカード(パスポート)などを提示して入場することになっているが、4日間で20万人の来場者にいちいちIDカードの確認などしていたら夕方になってしまう。友人・家族・知人に限り、IDカードのコピーを渡せばチケットの譲渡は可能ということになっているが、このままでは来年あたりから転売屋が出てきそうだ。
テンションが高い参加者とともに会場になだれ込むのは気分が高揚するものだ。会場の雰囲気を楽しみつつ、買い物はスーツケースで持って帰れる最小限(中箱3個くらいと小箱数個)にして、日本からの出展者とお話したり、試遊卓で遊んだりした。
17時ころに会場を抜けてエッセン中央駅付近でグリューワインを飲み、スペイン料理のカフェで夕食(ドイツの生ビールはちゃんとある)。「ライトフェスティバル」でシュールなプロジェクションマッピングを観賞した。
シュピール’24:新作プレビュー
エッセン・シュピール0日目、記者会見とドイツゲーム賞の発表の後は、新作のプレビュー。今年は8番ホールでちょっと暗いが広々としており、周りやすかった。
記者会見で、今年のトレンドは「協力」「持続可能性」「デジタル」だという。また、日本テーマ/日本人作品も多いと言われていたが、日本からの取材であることを差し引いても、本当にたくさんの作品がリリースされている。その中から目についたものを駆け足で紹介。