遠方からゲーム会へ
文化の日はボードゲーム!ということで一昨日、自宅ゲーム会を開いたところ、県内はもとより、秋田、新潟、仙台、郡山から11名のご参加を頂いた。いつものゲーム部屋、布団を片付けた寝室、椅子を片付けた書庫の3部屋に分かれ3卓で遊ぶ。午後1時から7時まで遊び、宅配ピザを食べて1時間ほど談笑して解散。初対面も多かったが、そんなことを感じさせないのがボードゲームのいいところだ。
家まで秋田からは250kmで4時間、新潟からは130kmで2時間半、郡山からは120kmで2時間半、仙台からは100kmで2時間かかる。全員の往復移動距離を合わせると2780km、1人あたり252kmである(乗り合わせがあったので走行距離の合計は1760km)。朋あり遠方より来たる、また楽しからずや。 こうして遠路はるばる遊びに来てくださる仲間にひたすら感謝。
こうして地図を作ってみると、我が家は南東北のヘソのようになっていて、主要都市からいらっしゃる方々の集合場所として便利なのではないだろうか(どこからでも遠いとも言えるけれども)。
これだけ遠方からいらして頂けるということの裏を返せば、東北のボードゲーム人口がとても少ないということでもある。サークルを開いても、ずっと2人とか、1人で本を読んでいるという話も伺った。少ない仲間なので大事にしたい。
そしてこの日記をお読みの山形県民の方、興味があったら御一報下さい。これだけ遠くからいらっしゃっている中、地元の置賜地方からゼロというのは寂しいです!
いつもは遊ぶタイトルによって卓分けするが、今回はエッセンの新作が目玉だったのでくじ引きにした。『ヴァスコ・ダ・ガマ』、『ボードゲームギークゲーム』、『羊のショーン』、『アラカルト新版』を遊ぶ。レポートは下記のサイトか、順次当サイトにて。
・秋田ボードゲーム倶楽部:山形ゲーム会
・新潟ボードゲーム倶楽部:O氏自宅ゲーム会
・くさのまのボードゲーム&その他日記:「一期一会ゲーム会(09−11−3)」
小さな魔法使い(Kleine Magier!)
回ると忘れる魔法
回転する円盤の中でお目当ての動物を探すゲーム。今年のエッセン国際ゲーム祭でハバ社がもっとも力を入れて展示していた作品で、子供が実際遊べる巨大版もあった。
ダイスを振って魔法使いコマを進め、止まったマスの動物を探す。見つかれば星チップをゲット。魔法使いがゴールに着くまでに、たくさん星チップを集めた人の勝ち。
動物は、中央に3つある円盤の上に魔法使いの帽子(何と布製!)で隠れている。ここだなと思うところに魔法使いの杖を持って「チチンプイプイ!(ルール上、言わなければならない)」 杖は磁石が入っていて、帽子(金属が入っている)がくっついて持ち上がる。ネコだと思ったらカラスかよ!
ダイス目で回転が出ると、円盤を回転させなければならない。3つの円盤は歯車のようになっていて、1つを回転させると全部一緒に回る。これで一度覚えたつもりでもすぐ分からなくなってしまうという仕掛けだ。「フクロウは前にここにあったな……円盤が1つ回ったから、この円盤は反対向きに回ったはずで……じゃあここ!」
子供ゲームは記憶ゲームにせよ、アクションゲームにせよ、集中力が問われるものが多い。デタラメに開けてみたい欲求を抑えて一生懸命考えてみたが、外国旅行の疲れのせいか、やたらカエルばかり出る。karokuさんが好調で1位。
Kleine Magier!
C.バスラー/ハバ(2009年)
2〜4人用/4歳以上/15分