日本橋三越でドイツフェア、23日まで
東京・日本橋三越の7階催物会場にて、18日から23日までの6日間、ドイツフェアが開かれている。クリスマス飾り、チーズ、ソーセージ、ケーキ、衣料品、装飾品、シュタイフなどと並んで、ボードゲームが並ぶ。
売り場を担当しているのは高円寺のボードゲーム専門店・すごろくや。ハバ社、セレクタ社(ともにドイツ)などのキッズゲームを得意とするショップならではのラインナップを厳選。玩具としての見栄えもよい『ピコベーロ:おせんたく日和』と『オオカミと七匹の子ヤギ』を筆頭に、『スティッキー』、『ねことねずみの大レース』、『カヤナック』、『海賊ブラック』、『消えた宇宙船をさがせ!』などを出展している。クリスマスプレゼントとしても人気を呼びそうだ。
展示されている作品は、在庫があればすごろくやの通販でも購入できる。広島三越でも23日までドイツフェアが行われているが、ボードゲームの出展があるかは不明。
・日本橋三越:ドイツフェア〜トイ&ホビー
・高円寺すごろくや
・メビウスママのひとりごと:ドイツフェア
『ワードバスケット』再販
長らく絶版となっていたワードゲーム『ワードバスケット』が、東京・水道橋のゲームショップ、メビウスゲームズから発売される。店長のブログで明らかになった。発売日・価格は未定。メビウスゲームズがオリジナルで制作するのは『キュージェット』『お先に失礼しま〜す』に続いて3タイトル目。
『ワードバスケット』は、ひらがなの書かれたカードで遊ぶしりとりゲーム。場札の文字から始まり、手札の文字で終わる言葉を考えて出す。手番はなく、思いついた人から出せるスピード勝負で、早くて札をなくした人の勝ちになる。
5〜7文字しばりや、あ〜ら行指定のワイルドカードなどの特殊カードも入っており、さらに独自ルールで食べられるもの限定などを入れることもでき、ボキャブラリーを試される。2003年に東京で開かれたゲームオリンピックでは正式種目となり、目にも止まらぬ速さの激戦が繰り広げられたこともある。
デザイナーはJAGAの小林俊雄氏で、2002年に永岡書店から一般発売されたが絶版。現在はJAGAのホームページにある画像データをダウンロードして自作しなければ遊べない状態になっていた。今回のメビウス版はカードを投げ込む「バスケット」が入っておらず、箱に投げ込む方式になっている。もちろん、同人版で発売されたときのように、100円ショップのプラスチックどんぶりを使ってもよいだろう。