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ドイツ年間ゲーム大賞トト、まもなく開始

ドイツのボードゲーム情報サイト「シュピールボックス・オンライン」では3月20日の12時(日本時間の20時)から年間ゲーム大賞トトを始める。昨年の秋から現在にかけて発売された新作ゲームの中から、大賞を取るゲームを予想し、正解者の中から先着1名に賞品が贈られる。
先着なので最初が肝心。今日の20時にはパソコンの前に腰かけて、これぞと思うゲームを送信しよう。ひとりで複数送信した場合は最初の予想だけが有効になる。ただし5月25日にノミネートリストが発表されたときに、予想したゲームがノミネートされていなかった人は変更できる。決定は6月29日の大賞発表日だ。
毎年注意を喚起されていることだが、自分が個人的に気に入っているゲームを投票するのではなく、あくまで大賞に選ばれそうなゲームを予想すること。そのためにはここ数年のトレンドを見ておく必要がある。ちなみに過去5年の受賞作は『ズーロレット』、『郵便馬車』、『ナイアガラ』、『チケットトゥライド』、『アルハンブラ』。プレイ時間が60分を超えないミドルクラスの大箱ボードゲームが多いようだ。
予想の送信は以下のページから。
Spielbox-online:Spiel des Jahres Toto

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パトリツィア拡張『伝令』

パトリツィアの一族はライバルの動きを把握するため伝令を雇います。これで名声点が増えることもあれば失うこともあります。以下の追加ルール以外は通常ルールに従います。
ゲームの用具
伝令6枚、2点チップ24枚、−3点チップ1枚
ゲームの準備
2〜3人で遊ぶ場合は伝令を各自2枚ずつ、4〜5人の場合は1枚ずつ取ります。残った伝令は箱に戻します。点数チップはボードの脇に置きます。
ゲームの進行
星印のあるカードを出したら、まず通常通りの手番を行います。それから(望むならば)伝令をボードに置くことができます。置き方は以下の通りです。
・2つの都市の間に、矢印が2つの都市を指すように置きます。
・2つの都市は直角に隣り合うものでなければなりません。
・1つの都市に3つ以上の伝令を向けることはできません。
・2つの都市の間には1つだけ伝令を置くことができます。
「直角に隣り合う」とは、ローマとシエナ、シエナとルッカ、シエナとボローニャ、ルッカとミラノ、ルッカとフェラーラ、ミラノとパルマ、パルマとヴェローナ、ヴェローナとフェラーラ、フェラーラとボローニャ、ボローニャとフィレンツェの10通りです。5人プレイの場合はさらにローマとピストイア、ピストイアとフィレンツェが加わります。
得点計算
・伝令のある都市の得点計算では、塔の勝者は通常の得点のほかに2点チップを1枚もらえます。
・1つの都市に2つの伝令が向けられていたら、勝者は通常の得点のほかに2点チップを2枚もらえます。
ゲーム終了
・伝令が向けられた都市の中で最も小さい塔をもっている人は-3点チップを受け取ります。同数の場合はその中で塔のパーツが少ないほうが受け取ります。それもタイならば誰もチップを受け取りません。
特別な場合
・1回の手番でその都市で最後となるパーツを置いて伝令を置く場合、それから得点計算になります。伝令はこの都市で適用されます。
・すでに得点計算が終わった都市に伝令が置かれた場合はもちろんその都市に効果を及ぼしません。
・伝令をカードを出した都市に置く必要はありません。
・星印のカードは多くありませんので、伝令を置いていない人は手札に注意しましょう。
切り抜き方
印刷してオリジナルのチップと同じくらいの厚さの厚紙に貼り付け、カッターと定規で切り取りましょう。
(C)Michael Schacht
・ダウンロード:Die Boten(PDF)