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フランス年間ゲーム大賞2011に『ドクロとバラ』

先日ノミネートが発表されていたアスドール・フランス年間ゲーム大賞が、24日カンヌ国際ボードゲーム祭の前夜祭で発表された。
大賞に選ばれたのは『ドクロとバラ(Skull & Roses)』。フランス版人狼のルイ・メーム社から発売されたブラフゲームが、良作ぞろいのノミネートの中から選ばれた。1枚の骸骨と3枚の薔薇という手札から各自1枚ずつ裏にして出し、全体で薔薇がいくつあるか予想する。予想は競り上げ式で、一番高い予想をした人がカードをめくり、骸骨を出さずに予想しただけの薔薇をめくることができれば成功。2回成功すれば勝利だが、失敗すればカードを失い、脱落する恐れもある。名作『ブラフ』と違って意図的にカードを選べるので、よりブラフがかけやすい。カードは円形で、デザインも優れている。
キッズゲーム賞には『タコアラーム』、特別賞には『世界の七不思議』が選ばれた。
Tric Trac:Le Jeu de l’Annee 2011 est …
Lui-Meme:Skull & Roses

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自宅ゲーム会

日曜日に今月2回目となる自宅ゲーム会を開き、tomokさん、くさのまさん、Psy+さんにお越しいただく。2月はこのほかに秋葉原ゲーム会と市民講座もあり、20タイトル遊ぶことができた。いつも遠くからいらっしゃるゲーム仲間の方々に感謝。
遊んだゲームは以下の通りで個別のレビューは後日の予定。このほかに、さとーさんの新作トリックテイキングの試作品を遊んだが好感触だった。
モンド(Mondo)
シャフトが今年のニュルンベルクで発表した地球創成のタイル配置ゲーム。付属のタイマーをセットして、7分間に同時プレイで絵が合うようにタイルを並べる。初級・中級・上級とレベルが上がるにつれて得点(失点)パターンが増え、時間が短くなる。得意不得意のはっきり分かれるゲームで、トップにつくハンデをものともせずくさのまさんの1位。
トレーダー(Trader)
知られざる名作『コンビット』(2001年)をフランスのカクテルゲームズがリメイク。場に並んだカードを買って、2枚の掛け算で売って儲けるカードゲーム。短時間ながら厳しい資金繰りと、買わせたくないカードに置く市場封鎖カードで、先の先まで考えなければならない。最高の儲けが出る5×6を何とかものにしたものの、くさのまさんが安定した売り買いで1位。
明王朝(Ming Dynastie)
ハンス・イム・グリュック社の作品ながら、今ひとつ話題になっていない陣取りゲーム。数少ない移動で諸国を漫遊し、一族のコマを置いてチップを集める。かつてはドイツゲームの王道だったエリアマジョリティも、近年はすっかりなりを潜め、かえって新鮮に感じられた。じっくり考えるゲームで3時間くらいかかったが、終盤になるほど楽しさが増す。選択と集中で中盤に抜けだした私が逃げきり1位。
投げ縄名人ラリー(Larry Lasso)
サイコロで出た目のコマに縄を投げてつかまえ、自分の陣地に引っ張ってくるアクションゲーム。なかなか縄がかからず、大人が遊んでもエキサイティングである。投げ方を誤った私以外は順調に得点を重ね、終盤に調子を上げて頭ひとつ抜け出たtomokさんが優勝。
カタンの開拓者たち新カードゲーム(Die Siedler von Catan: Das schnelle Kartenspiel)
先日レビューしたカードゲームを4人で。騎士と街道は持っている人から持っていない人へどんどん流れていくので、序盤で調子がよくても必ず失速し、いい勝負にもつれこむ。騎士3枚で磐石だったtomokさんがあと1点というところで騎士や街道を失い、2周足踏みする間、怒涛の追い上げでPsy+さんが逆転優勝。今回も30分では終わらなかったが、その分遊びごたえがあった。
くさのまのボードゲーム&その他日記:一期一会ゲーム会(11−2−27)