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サハラ(Sahara)

砂漠は一寸先が闇

アラビア語で砂漠を意味する「サハラ」。このタイトルを冠したゲームは、データベースで3タイトルほど確認できるが、その中で一番古い1970年の作品。ラクダに荷物を積んで、オアシスに届けるレースゲームで、本当に荷物コマを載せられるラクダコマが目を引く。
2つの目的地に、それぞれ1個ずつ荷物を届けるのが目標。自分の番にはルーレットを回して、風向きを決める。2分の1で赤が出れば好きな方向に進めるが、それ以外は風に流される。
移動歩数はラクダに積んである荷物によって異なり、2個積んでいると1マス、1個なら2マス、0個では3マス進める。スタート時に積む荷物は、1個か2個か選べるので、1個届けては戻り、また積んでいくか、一気に2個積んでのろのろと2ヶ所を回るかは考えどころである。
盤面には砂漠タイルがあり、ここに入ると出られない。また、ラクダの体力を表す水があり、ルーレットで濃い緑が出たり、灼熱マスに入ったりすると1つずつなくなっていく。水が全部なくなったらスタートに戻されてしまうので、遠出の前にはオアシスで補給しておきたい。
最初に荷物を2つ積んだkarokuさんと私と、1つだけ積んだふうかさん明暗が分かれた。1マスしか動けないのに、風で反対方向に飛ばされた日にはたまらない。同じところをうろうろしているばかりで何もできず、私はようやく1個配達したところ、karokuさんは1個も配達できないところでふうかさんが余裕の勝利。
Sahara
W.W.ヴィンディッシュ(Walter Wolf Windisch)/ハウッサー(Hausser)、1970年
2〜4人用/5歳以上/30分
絶版・入手難
ふうかのボードゲーム日記:サハラ

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『世界の七不思議』日本語版、7月中旬発売

ホビージャパンは7月中旬、『世界の七不思議(7 Wonders)』日本語版を発売する。3〜7人用、13歳以上、30〜40分、6300円。
2011年、世界のボードゲームシーンを語る上で欠かせない作品。ギザのピラミッド、ロードスの巨人像、アレクサンドリアの灯台、エフィソスのアルテミス神殿、バビロンの空中庭園、オリンピアのゼウス像、ハリカルナッソスのマウソロス霊廟の7つの偉大な建造物から、各自1つずつ担当し、それぞれの特性を活かして文明を築き上げる。
昨年の秋にエッセンで発表され、日本に緊急輸入された英語版は即完売。4月には日本語ルールが同梱された多言語版が発売されたが、ますます高まる人気についに日本語版の発売となった。
多言語版では、180枚ある世代カードの表記が日本語になり、より一般的に遊びやすくなった。ただしプレイヤーボードは、多言語版と同じく効果はアイコン・地名はローマ字。箱は、ホビージャパンの日本語版としては初めて、デザインを優先して日本語のロゴが入っていない。その代わり、フランス年間ゲーム大賞(審査員特別賞)、トリック・トラックゲーム大賞、スイスゲーマーズ賞などのロゴが加えられた。今月27日に発表されるドイツ年間エキスパートゲーム大賞のロゴが入るかは不明。
訂正:プレイヤーボードが日本語化されるというのは誤りでした。お詫びして訂正いたします。
世界の七不思議(7 Wonders)
エッセンの人気は『世界の七不思議』
『世界の七不思議』に高い評価
トリックトラック賞に『世界の七不思議』
スイスゲーマー賞に『世界の七不思議』
世界の七不思議(7 Wonders)多言語版発売
『世界の七不思議』人気続く
ミープルチョイス賞に『世界の七不思議』