オランダゲーム賞2011ノミネート
オランダゲーム賞(Nederlandse Spellenprijs)の審査委員会は1日、今年のノミネート作品8タイトルを発表した。対象は昨年6月から今年の5月までに発売された新作で、ファミリー向けからフリーク向けまでバラエティ豊かなリストになっている。
このリストが9月30日まで一般投票にかけられ、10月3日に大賞が発表される。投票は3タイトルを順位をつけて記入する方式で、上から4,2,1点で集計されるが、2タイトルのみ記入した場合は3,1点、1タイトルのみ記入した場合は2点となる。
リストには、『世界の七不思議』や『禁断の島』といったドイツで評価された作品が入っている。毎年ほとんどはいらないオランダの国産ゲームはクワリ社の『太陽、海、そして砂』のみに留まった。
【オランダゲーム賞2011】
ノミネート:世界の七不思議(レポス)
〃 :ハンザ・テウトニカ(999ゲームズ)
〃 :インペリアル2030(ザ・ゲームマスター)
〃 :K2(ホワイトゴブリン)
〃 :リノ(Lino/ジョーコ)
〃 :太陽、海、そして砂(クワリ)
〃 :禁断の島(ホワイトゴブリン)
〃 :ウィザード(999ゲームズ)
・Nederlandse Spellenprijs:Verkiezing 2011
フィンランド年間ゲーム大賞に『世界の七不思議』ほか
フィンランド玩具協会は8月19日、今年のフィンランド年間ゲーム大賞(Vuoden peli)を発表した。大賞および最終候補作品は以下の通り。
フィンランド年間ゲーム大賞は、ノルウェーなどと同様にメーカーがエントリー料を支払って推薦した作品を審査委員が選び、候補、最終候補、大賞の順に絞り込む仕組み。1994年から始まり18回目となる。
ファミリーゲーム部門の『禁断の島』はドイツ年間ゲーム大賞ノミネート、アダルトゲーム部門の『世界の七不思議』はドイツ年間エキスパートゲーム大賞に選ばれており、国際的に評価が高まっている。昨年のファミリーゲーム部門は『ディクシット』、アダルトゲーム部門は『フィンカ』。
【フィンランド年間ゲーム大賞2011】
キッズゲーム部門:ビジータウン(R.Scarry’s Busytown、タクティック)
同ノミネート:ディジオス(Dizios、コンピート)、ワニに乗る?大いなる冒険(ハバ)
ファミリーゲーム部門:禁断の島(コンピート)
同ノミネート:アラカルト(コンピート)、モンド(ラウタペリト)
アダルトゲーム部門:世界の七不思議(ラウタペリト)
同ノミネート:ミスタージャック(ラウタペリト)、レペロ(Repello、マルティネックス)
・Lautapeliopas:Vuoden peli 2011