東京お台場で人狼イベント
ボードゲーム専門店ドロッセルマイヤーズ(東京・中野)は3月11日(日)、東京カルチャーカルチャー(東京・お台場、観覧車横)にて大規模な人狼イベント「欧州伝承推理ゲーム 嘘つき村の人狼」を開催する。18:30〜22:00、前売券2500円、当日券3000円(飲食代別)。前売りはイープラス、またはファミリーマート店頭のファミポートにて2月8日から。
会話をヒントに、集団に潜む嘘つきを探し出すパーティーゲーム『汝は人狼なりや?(Are you a Werewolf?)』。数十人のプレイヤー達が一夜限りの「村」を結成し、そこに紛れ込んだ人狼と熾烈な心理戦を繰り広げる。ヨーロッパで遊ばれてきた伝統ゲームを製品化したもので、いまや世界中に多くのファンをもつに至っている。日本でも「ネット人狼」が広く遊ばれており、人気が高い。
ドロッセルマイヤーズはこれまでも飲食店などで人狼イベントを開催してきたが、会場をお台場、チケットをコンビニなどでの一般発売とし、前例のない大規模なイベントを目指す。
今回の新しい試みは3人1組を「家族」としたチーム戦。友人と3人での参加がおすすめ。1〜2名、4名以上で参加の場合は、会場でのチーム編成となる。未体験の人には、ルール説明もあるので安心。
プロデューサー渡辺範明氏、ディレクター船木大郎氏、アートディレクター宇佐美詠子氏、世界観コンセプト真城七子氏。ドロッセルマイヤーズは、イベントにも力を入れている。イベントは、アナログゲームのもつ人と人とが「場」を共有する面白さが生きる。今回のイベントは、かつてない大人数のプレイヤー、リッチな環境、個性的な演出で、参加型イベントの新境地を探るという。
・嘘つき村の人狼公式サイト
アンケート:2人で遊ぶ
Q.56:2人でボードゲームをすることが…(2012年1月)
A.よくある 119票(45%) | |
B.ときどきある 89票(33%) | |
C.めったにない 60票(22%) |
ある国産メーカーの方に、「日本でボードゲームを売るときは2人でも遊べるようにしなければならない」という話を聞いたことがあります。ドイツではよく「3〜4人用」がありますが、日本では「2〜4人用」のほうが望ましいというわけです。
このアンケートでも、2人でよく遊ぶという方が4割以上を占めました。3人、4人と集まるのは難しくとも、2人なら気軽に始めることができます。夫妻や恋人同士、子供と2人でということもあるでしょう。『ドミニオン』や『カルカソンヌ』など、2人でも楽しめるゲームの人気も高そうです。
2人で遊ぶときには、「2人でも遊べるゲーム」か、「2人でしか遊べないゲーム」のどちらを選ぶか気を付ける必要があります。一般的に「2人でしか遊べないゲーム」は、将棋やオセロなど実力が出やすく、真剣勝負には向いていますが気軽には遊べないかもしれません(『ガイスター』のような例外もありますが、『ガイスター』は現在品切れ中なんですね)。
かつては「2人でも遊べるゲーム」は実際、2人で遊んでもあまり面白くなかったものですが、今は面白いものがたくさんあります。プレイ時間に合わせていろいろ探してみてください。管理人のおすすめは『パンデミック』です。
2月のアンケートは、ゲームマーケット大阪です。ボードゲーム最大のお祭りゲームマーケットが、浅草以外では初めて、3月4日(日)に大阪で開催されます。これにより関西のゲームシーンは盛り上がってきており、東海・中国・四国・九州からの参加も期待されます。読者の皆様は参加される予定かどうか、ご回答下さい。