日本経済新聞NIKKEIプラス1にボードゲーム記事
日本経済新聞の土曜朝刊についてくる生活情報紙「NIKKEIプラス1」に、ボードゲームの記事が掲載された。「ゼロから始めます」というコーナーで、「ボードゲームを趣味にしたい」という見出し。ボードゲームを遊ぶ相手をどうやって探すかが紹介されている。
紹介されているのは日本ゲーム協会(JAGA)。毎月1回、東京・目黒で行われているゲームサークルだ。サークルの様子と、初めて参加したという頼木康弘さん、JAGA代表の石橋俊彦さん、スウェーデンから短期滞在中に参加しているというミカエル・フォンキノリィンさんが登場し、インタビューに答えている。写真は、JAGAで『カルカソンヌ』を遊ぶ様子。
ついでJAGAの事務局でもある水道橋のボードゲーム専門店メビウスゲームズ、高円寺のボードゲーム専門店すごろくやのおすすめとして『カルカソンヌ』『ナイアガラ』『イチゴリラ』『ディクシット』などが挙げられ、ホームページのサークルリンク集や、すごろくやの体験会、ミクシィのコミュニティなどが紹介されている。
最後に、友人を誘ってゲーム会を開くときの注意点として、「初回は練習として説明をしながら楽しさを伝えること」を挙げ、記事を閉じる。実践的な内容で、実際に役立てる人も多そうだ。
「NIKKEIプラス1」には昨年4月にも「ボードゲームランキング」が掲載されている。全国のサークルは、以下の「ワイワイマップ」から探すのも便利だ。
スイスゲーマーズ賞2011に『ローマに栄光あれ』
スイスのボードゲーム普及団体「ルデスコ」は、3月16日から3日間にわたって開かれるルデスコ・ボードゲーム祭に合わせて「スイスゲーマーズ賞」2011を発表した。国内のボードゲームサークル16団体による人気投票で、『ローマに栄光あれ』が1位に選ばれた。
スイスのボードゲーム賞は2007年まで選ばれていたが、2年間中断。昨年、愛好者主体の賞が新たに立ち上がり、2010年には『世界の七不思議』を1位に選んでいる。サークル単位でベスト5を挙げ、上から8,5,3,2,1点として集計する仕組み。
今年の1位に選ばれた『ローマに栄光あれ』はアメリカの作品(原題”Glory to Rome”)で、ローマ皇帝ネロが火災で失われた街を再建するカードゲーム。史実に基づく200枚近いカードは、レンガや石材などの資材と、街の門や塔などの建築物になっており、パトロンや職人などの職業を使って築いていく。
2位にはフランスを舞台にした『ブルゴーニュ』、3位にはスイスを舞台にした『ヘルベチア』が選ばれた。
【スイスゲーマーズ賞2011】
1位:ローマに栄光あれ(La Gloire de Rome/フォロソフィア)36点
2位:ブルゴーニュ(Les Châteaux de Bourgogne/アレア)24点
3位:ヘルベチア(Helvetia/コスモス)18点
4位:カラヤのスルタン(Sultans de Karaya/MJゲームズ)13点
同 :エアライン・ヨーロッパ(Airlines Europe/フィロソフィア)13点
・Swiss Gamers Award:Rusults