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ボードゲームは置き場所がない

ドイツのボードゲーム情報誌『シュピールボックス』最新号(2011年第7号)で、エッセン国際ゲーム祭「シュピール」の新作紹介が16カ国の国別に行われている。日本は、冒険企画局、カードハウス、ヤポンブランドが登場し、『ブレイブ50』『たんとくおーれ拡張』『大商人』『ダイナマイトナース・リターンズ』『アイドルプロジェクト』『未確認生物TV』『シェークスピアかるた』を紹介。このほかに『ひも電輸送編』はレビューページで紹介され、「素晴らしい(Super)」の評価を得ている。
日本からの出展の紹介ページのコラムに、カナイセイジ氏(カナイファクトリー)が写真入りで紹介されている。タイトルは「ボードゲームは置き場所がない」。

カナイセイジ氏・シュピールボックス誌にて控えめに笑いながらカナイセイジ氏は話す。「どうして私がカードゲームを作るか? 理由は簡単です。日本の住居は狭くて、ボードゲームを収納する場所がないからです。」それにカードゲームのほうが制作費用は安い。数年前から彼はいつもヤポンブランドのブースにおり、日本の小メーカー連合がエッセンに出展したゲームを紹介している。……



数年前からゲーム棚が満杯になっている私も同じことを思う。ゲーム棚からはみ出した分は、放出するように家族から厳命されている。新作を買う量はそう減っていないので、遊んでみて1つ面白いものがあったら、棚に入っているものを1つ放出しなければいけない。棚の中はすでに傑作でいっぱいなので、新作を遊んですぐ放出する可能性が高い。これがノンリプレイの原因だということに、最近気がついた。
このような状況で直面するのが「面白い”のに”箱が大きい」という事態。この面白さで、箱がそこそこ小さければ収納できるのに、なまじ大きいために収納できず、スペースの都合で放出せざるを得ない。悔しいことである。
「それなら新作を買わなければいいじゃない」というのは言わない約束(笑)。今年も、収納スペースと面白さの天秤が続きそうだ。

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アンケート:ボードゲームと出会い

Q.55:ボードゲームで恋人や配偶者と出会った人が…(2011年12月)

A.知り合いにいる 31票(14%)
B.知り合いにいない 134票(62%)
C.自分がそうです 50票(23%)

11月30日のNHKゆうどきネットワークで、「ゆうどきチェック テーブルゲーム人気の秘密」という特集が放送されました。最後に、神田のプレイスペース「デイドリーム」で結婚相手とめぐり合ったエピソードが紹介され、アナウンサーが「結婚に発展するケースも意外と多い」とコメントしたことが大きな反響を呼びました。
多くの愛好者の実感と離れたコメントに、果たしてどれくらいの方がボードゲームで出会ったか、お尋ねしました。結果、「知り合いにいない」と回答した方が6割と、実際はそれほど多くない様子です。ボードゲームは男性比率が圧倒的に多い趣味なので、ボードゲームを何年も続けても運命の人と巡り合わないのは普通のことであり、出会いを求めてボードゲームを始めても期待に添えないでしょう。
恋人・配偶者という限定をしなければ、ボードゲームを通して多くの人と出会うことができます。今年も、読者の皆様がよい出会いをして、楽しいボードゲームライフをお送りできるよう、お祈りいたします。
今月のアンケートは2人ゲームについてです。昨秋のゲームマーケットで男女2人で遊ぶカードゲーム『アダムとイブ』が発売されましたが、「遊ぶ相手がいない」という声も聞かれました。その一方で、いつも夫婦でボードゲームを楽しんでいる方もいらっしゃっいます。異性に限らず、2人でゲームをする機会はどれくらいあるでしょうか。一番近いものをお答え下さい。