Posted in ウェブ

2014年7〜8月のアクセス解析

アクセスの多かった記事ランキング(セッション数)
1.日本カタン協会、「非紳士的行為」に関するコメント 5791
2.ゲームマーケット2014春:新作評価アンケート結果 2741
3.ドイツ年間ゲーム大賞2014ノミネート 1273
4.ホビージャパン、9月の輸入リストを発表(2) 1259
5.ドイツ年間ゲーム大賞に『キャメルアップ』、エキスパート大賞は『イスタンブール』 1211
6.ブラックストーリーズ:50の”黒い”物語(Black Stories: 50 rabenschwarze Rätsel) 1028
7.ホビージャパン、9月の輸入リストを発表 1000
8.カナイセイジの『R-Rivals』、9月3日発売 997
9.第4回ドミニオン世界選手権、日本代表マルク氏優勝 910
10.『パンデミック:迫りくる危機』日本語版、7月下旬発売 896
『カタンの開拓者たち』日本選手権直前に、日本カタン協会が発表した遅延行為、不正行為、暴力行為、談合に関するコメントが大いに注目されました。このような問題が出てくるのも、メジャーになってきた証拠ともいえます。しかし『カタンの開拓者たち』のみならず、ボードゲームという趣味一般へのイメージダウンにもつながりかねません。のこのたび、愛好者の間で話題になったことで注意が喚起されたのはよいことだったと思います。リンク先で『カタンの開拓者たち』の作者K.トイバー氏の言葉が引用されているように、「一緒に遊んだ人が、明日もあなたと遊びたいと思うようなプレイ」をしたいものです。
検索サイト以外でどこから訪れるか見ていくと、一番多いのはツイッター(t.co)、次いではてなアンテナ、はてなブックマーク、ジョーコ・デル・モンドの順でした。ツイッターは当サイトでも開設し(Twitter:Table Games in the World)、ニュース記事を発信しておりますのでフォローしてみて下さい。こちらからも、ボードゲーム愛好者の方をフォローしております。
今期の訪問数は149,299、ユニークユーザー数が45,564、ページビュー数は227,061となっています。1日平均のページビューは3,662でした。いつもご訪問頂きましてありがとうございます。

Posted in 日本語版リリース

『キングスポート・フェスティバル』日本語版、10月上旬発売

ホビージャパンは10月上旬、ラヴクラフトのクトゥルフ神話小説によるボードゲーム『キングスポート・フェスティバル』日本語版を発売する。3~5人用、13歳以上、90分、6000円(税別)。初回分については、プロモ拡張セット「恐ろしい老人」が付属する。
ストラテリブリ社(イタリア)が制作し、コスモス社によるドイツ語版などと共に発売される。作者はイタリア人のA.チャヴェルジオ(『キングスブルク』『ヒュペルボレア』)とG.サントピエトロ(『ホワイトチャペル』)。
プレイヤーはカルト教団の一員となり、邪教でキングスポートの街を支配することを目指す。呪文や建物などの効果を使って力をため、「授け物」を受け取り、妨害する者を倒し、予期できぬイベントに立ち向かう。

やがて丘の頂のむこうに、黄昏のなかで白々と広がるキングスポートが見えた。雪化粧をしたキングスポートには、古風な風見、尖塔、棟木、通風管、岩壁、小さな橋、柳、墓地がうかがえた。急勾配のまがりくねる狭い街路がうみだす果てしない迷路があり、中心部には、歳月の風化からまぬかれている目眩くような丘がそびえ、その頂上に教会がそそり立っている。とどまるところを知らぬ迷宮のような植民時代風の家々は、子供がでたらめにつくった積木の城さながらに、あらゆる角度、あらゆる高さで、あるいは積み重なり、あるいは分散している。細孔あるのみにて足るべき大地に、大いなる穴ひそかに穿たれ、這うべきものども立ちて歩くを学びとりたり」(H・P・ラヴクラフト 『魔宴』(1923) 大瀧啓裕訳)

110枚のカード、79個のリソースマーカー、65個のキューブ、15個のダイスなどコンポーネントも盛り沢山のゲーマー向け作品だ。