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アンケート:クラウドファンディング

Q86:クラウドファンディングでボードゲームに出資したことが・・・

A.ある 42票(24%)
B.検討したことはある 30票(17%)
C.ない 101票(58%)

出資者を募ってボードゲームを出版するという流れが、キックスターター(アメリカ)から広がっています。資金集めだけでなくPRとしても用いられ、マニア好みの作品だけでなく、ヒット作品も生まれるようになりました。ドイツ、日本ではまだそれほど盛んではありませんが、プロジェクトが少しずつ増えてきています。

アンケートでは、出資したことのある方が4人に1人という結果でした。英語サイトがほとんどという状況から見ると、高い数字ではないかと思います。出資したことのない方でも、2割が検討したことがあるという回答でした。

これまでメジャー発売できなかった作品や、再版が難しい絶版品でも、出資者がまとまれば製作できるようになり、今後より多様な作品が生まれるようになるでしょう。クラウンドファンディング出資の楽しみは、The Game GalleryのHAL99さんらが語っているYoutubeがありますので(下記)、ご視聴して頂くと分かるかもしれません。

今月のアンケートは、ボードゲームフリーマーケットについてです。中古ボードゲームを持ち寄って売買するイベントが全国各地で広がっています。遊ばないゲームが増えてきて減らしたいという方と、欲しいゲームを安価で手に入れたいという方の要望がマッチしてこそのイベントです。あなたが参加するとしたら、売る側でしょうか、買う側でしょうか、それとも欲張ってどっちも? 近いものをお答え下さい。

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クラウドファンディングで新作カードゲーム製作

奈良のボードゲームサークル「komakiss」は本日より、未発表カードゲーム『三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい』の製品化プロジェクトをクラウドファンディング「Campfire」で立ち上げた。9月17日までで、目標額は30万円。
ゲームマーケットの出展を目指すアナログゲーム好きの夫婦が立ち上げたプロジェクト。ゲーム好きが高じて自作するようになり、試作品の中から評判のよかった作品をプロジェクトにかけた。
『三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい』は高杉晋作の言葉から取ったタイトルで、遊郭の客となって、烏をほかの客に押し付けたり、三味線を使って殺したりしていく。鳥が鳴いたら帰らなければいけなくなり脱落。最後まで鳥が鳴かなかった客が勝つ。木製のゲームボードには花魁の描かれており、時間の経過が表される。
出資受付は500円からで、3000円以上で、目標額を達成した場合に製品がリターンされる。実際の送金は期日後、目標額を達成した場合のみなので、出資の応募段階では支払いの必要がない。
国内のクラウドファンディングでのボードゲーム・カードゲーム製作は株式会社人狼のオリジナル「人狼」制作プロジェクトと、アルハラシステムズの『オトーリバース』ぐらいしか例がなく、未発表の作品は初。代表のろい氏は「ボードゲームとクラウドファウンディング。どちらも日本ではマイナーな存在です。その両方にまたがることをやって、少しでも裾野を広げられればと考えています」という。
Campfire:カードゲーム「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」製品化プロジェクト
ペンとサイコロ:ボードゲームをクラウドファンディングで商品化する!