メビウスゲームズは12月25日、『いかさまゴキブリ（Mogel Motte）』日本語版を発売する。ゲームデザイン：E.ブラント＆L.ブラント、イラスト：R.フォークト、3～5人用、7歳以上、30分、2200円（税込）。

ブラント夫妻の子どもたちがデザインし、ドライマギアシュピーレ（ドイツ）から2011年に発売されたゴーアウト系カードゲーム。2012年のドイツ年間キッズゲーム大賞推薦、ドイツキッズゲーム賞、アラカルトカードゲーム賞8位を獲得している。

1～5の数字で、前のカードより1つ大きいか小さいカードをプレイする。カードの絵柄によって、他の人より早くカードを叩く、山札から引く、同じ数字のカードを出す、カードをプレゼントするといったアクションがある。

このゲームの特徴は、上記のアクションのどさくさに紛れて何枚でも手札を捨てられるところ。床に落としてもいいし、服の中に隠してもよい。見張り番役のプレイヤーに見つからなければOK。パッケージにもなっている蛾のカードはこれでしか捨てられない。

誰かが手札をなくした時に、残った手札が失点となる。嘘を付く必要はなく、イカサマのテクニックを競うユニークなカードゲームだ。

CMONジャパンは1月15日、『ロビン・フッド ノッティンガムのシェリフ（Disney Robin Hood: Sheriff of Nottingham Game）』日本語版を発売する。ゲームデザイン：S.ハラバン＆A.ザッツ、イラスト：J.グレイ、3～5人用、10歳以上、45分、5280円（税込）。

『手荷物検査』（2006）を元にしたブラフゲーム『ノッティンガムのシェリフ』（2014）のディズニー版リメイク。ロビン・フッドたちが、ノッティンガムのシェリフの検査をかいくぐって村人に生活必需品を送る。

プレイヤーは1人ずつ交替でシェリフ役になる。他プレイヤーは物品のカードを袋に入れ、シェリフ役のプレイヤーに中身を申告する。シェリフは袋を選んで中身を確認し、申告と中身が合ってないプレイヤーを見つけたら罰金を取る。一方、申告通りの中身だと謝罪としてシェリフがお金を支払わなくてはならない。

袋を検査されたくなければ、シェリフに賄賂を支払ったり、これからの行動について約束などをしたりといった自由な交渉ができる。前作では通過した品物をすべて換金して勝敗を決めていたが、今度はさらに村人が必要としている品物を3つ渡すことでもらえる「村人トークン」でボーナスが入るようになっている。

内容物：物品カード 204枚、布袋 5個、プレイヤーボード 5枚、村人カード 4枚、村人トークン 36個、コイン 133枚、シェリフコマ 1個、ルールブック 1冊