ファンタジー協力トリックテイキング『アルカンシェル』11月16日発売
グループSNEは11月16日、『アルカンシェル(Arc-en-Ciel)』を発売する。ゲーム原案:我孫子武丸、ゲームデザイン:安田均&柘植めぐみ、イラスト:九月姫、4人用、12歳以上、30分(1エピソード)、2970円(税込)。
ミステリー作家で『かまいたちの夜』のシナリオやテレビ番組の問題作成も手掛けている我孫子武丸氏の原案で、グループSNEの安田氏らがデザインした協力トリックテイキングゲーム。〈虹の国〉というファンタジー世界で、冒険者パーティを組み、立ちはだかる難題をクリアする。
数字を集めてモンスターを倒したり、秘宝(切り札)をぶつけて災害を退けたりと、色にまつわる9エピソードと50のミッションが待ち受ける。互いのカード裏面の色を確認し、ドラフト(カード交換)によって仲間の手札を推理し、成功を目指そう。
『マイシェルフィー ダイスゲーム』日本語版、10月26日発売
テンデイズゲームズは10月26日、『マイシェルフィー ダイスゲーム(My Shelfie: The Dice Game)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.ルチアーニ、イラスト:S.ヴァレンティーノ、2~4人用、8歳以上、20分、2530円(税込)。
落ち物パズル『マイシェルフィー』(2022年)のダイスゲーム版。デザイナーはダンスタン&ウォーカーハーディングからルチアーニに代わったが、プレイ時間は短くなった。
手番には6個のサイコロを振り、2回まで振り直した後、出た目の組み合わせに応じて、棚に印を描き入れる。一番左の列は出目1個で印を入れられるが、一番右の列は5個必要で、ジョーカーの目があるもののなかなか揃わない。
棚のそれぞれの列・段に3つ以上印を描き入れることができたら得点。しかし誰かがいずれかの列・段を埋めると、その列・段の空きマスにはバツ印が付き、それ以上の印を入れられなくなるため、急いで完成しなければいけないか、じっくり育てられるかの判断が求められる。
可愛い絵柄とシンプルなルールながら、他プレイヤーの状況も見て進めるインタラクションもあり、短時間でダイスロールを楽しめる作品だ。