注文通りに都市を開発『シティーズ』日本語版、7月11日発売
アークライトは7月11日、『シティーズ(Cities)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:P.ウォーカー=ハーディング&S.フィン、イラスト:J.T.レドンド、2~4人用、10歳以上、45分、5940円(税込)。
ウォーカー=ハーディング(『イムホテップ』『クマ牧場』『ギズモ』)とフィン(『ビブリオス』『ハーベイシャス』)の共作でデヴィル社(スペイン)から昨年発売された作品。ゴールデンギーク賞軽量級部門ノミネート、ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト入りの中量級ゲームだ。建設業者となって、市議会の要望に沿って都市を再開発するワーカープレイスメント&パターンビルドゲーム。
労働者コマを配置して得点カード、都市タイル、特徴タイル、建物コマを獲得する。都市タイルは公園・水・建物スペースで構成されており、建物コマは4色あって同じ色の建物スペースに4階建てまで配置できる。手番の最後に都市の達成条件を満たしているかをチェックし、達成していたら自分のリングを配置する。8ラウンド終了時、すべての得点カードと達成条件から得たポイントを合計して勝敗を決める。
都市の達成条件は早く達成するほど得点が高い。一方、獲得した得点カードの目標も織り込む必要があり、ビルの高さや色、特定の区画の種類や大きさ、さらに娯楽施設とモニュメントの設置数などで配置の工夫が求められる。
登場する都市はシドニー、ベネツィア、ニューヨーク、バルセロナ、リオデジャネイロ、リスボン、メキシコシティ、ブエノスアイレスの8つで、ゲームごとに1つを選んでプレイする。都市によって達成条件が変わるので毎回変化に富んだ展開が楽しめる。
内容物:ゲーム盤 1枚、達成ボード 4枚、建物コマ 100個、都市タイル 32枚、得点カード 32枚、労働者コマ 32個、達成リング 12本、開始都市タイル 4枚、早見表カード 4枚、VPマーカー 4個、特徴タイル 48枚、親マーカー 1個、布袋 1枚、ルール説明書 1冊(カードサイズ 44mm×68mm)
(写真は英語版)
『スカイチーム追加フライト:乱気流』日本語版、6月20日発売
すごろくやは6月20日、『スカイチーム追加フライト:乱気流(Sky Team: Turbulence)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:L.レモン、イラスト:A.リーヴ、2人用、12歳以上、20分、1980円。プレイするには『スカイチーム』基本セットが必要。
昨年のドイツ年間ゲーム大賞受賞、ダイスを交互に配置して飛行機の着陸を目指す2人協力ゲームの拡張セット。先の見通しが立たなくなる乱気流・視界不良ルールや新たなミッションを加える。
毎回サイコロの振り直しが発生する「乱気流」、コントロールパネルの一部が使用不可になる「警報」などの突発的に起こる事態に臨機応変に対処しなければならない。また新たに追加されるシナリオ20種では、北京、マドリード、ワルシャワ、シドニー、ケープタウン、キーウ、サンマルタン空港が登場。着陸までの猶予が短かったり、機体の不調による騒音で相談が制限されたりするなど難易度上昇。ベテラン操縦士たちの腕が試される。