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花を並べて森を動物たちの住処に『フタン』多言語版、3月上旬発売

ホビージャパンは3月上旬、『フタン(HUTAN: Life in the Rainforest)』の日本語を含む多言語版を発売する。ゲームデザイン:A.H.グラナルズ&D.S.ペダーセン。イラスト:V.デュトレ、1~4人用、8歳以上、30~45分、6600円(税込)。

サイドキックゲームズ(デンマーク)から今春発売となる中量級タイル配置ゲーム。日本語はウクライナ語とのパックで、ドイツ語版はラベンスバーガー社から発売される。タイトルはインドネシア語で「森」を表し、熱帯雨林を成長させ、さまざまな動物の生息地を作る。

順番に共有の市場からカードをドラフトし、マス目が描かれいくつかのエリアに分かれた自分のボードに、カードに記載された組み合わせの花を配置する。花はすでに置かれた花に隣接するか重ねて、連続するように配置しなければならない。同一のエリアを同じ色の花で埋めるとエリアは完成し、ゲーム終了時に得点。同じ色の花が重ねられたときは花の代わりに樹を上に配置し、樹も得点となる。

すべてのマス目に同じ色の花が置かれ、かつ樹が配置されていると「完全な生息地」となり、花の色に対応した動物が呼び寄せられる。9ラウンド終了時に、最も得点を得ていたプレイヤーが勝者。

空きがある「未完成」エリアや別々の色の花が配置される「混在」エリアは失点。得点となる条件が難しく、かつ得点条件は多岐にわたり、計画的な配置が必要となる。条件を簡易にするファミリーゲーム、さまざまな実績チャレンジ、さらなる得点源の「生態系カード」を導入する上級ゲーム、ソロプレイ用のルールあり。

内容物:熱帯雨林ボード 16枚、花 130個、樹 64個、動物 15個、センザンコウ・トークン 1個、花カード 70枚、生態系カード 24枚、得点シート 1冊(50枚)、ルール

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5000年の文明興亡史『ヒストリー・オブ・ザ・ワールド』日本語版、3月上旬発売

ホビージャパンは3月上旬、『ヒストリー・オブ・ザ・ワールド(History of the World)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.ケンダール&P.ケンダール&G.ディッケン、イラスト:M.プリモ、2~6人用、14歳以上、プレイ人数×30分、16500円(税込)。

アバロンヒル社(アメリカ)から1993年に発売されたゲーマーズゲームを、リオグランデゲームズ(アメリカ)が再々リメイクして昨年暮れにリリースした。2018年版はアークライトから同タイトルで日本語版になっている。古代シュメール文明から近代アメリカ合衆国にいたるまでの5000年の文明史を紡ぎ直すゲーマーズゲーム。

ゲームは5つの重要な時代にわたって展開され、各時代でプレイヤーは各時代に登場したいずれかの帝国をカードドラフトで受け持ち、その帝国を設立して拡大し、建物や土地から得られるゴールドを競う。各帝国は発祥地や国力が異なり、継続して残っている過去の帝国からもゴールドを得られる。

今回の版では、ダイスを使わずにプレイすることができる追加ルールのほか、帝国カードとイベントカードのドラフト、新しいイベントカード、エリアトークン、名声トークン、ゴールド獲得の仕組みなどが加わり、展開に多様性が生まれる。

内容物:世界地図ゲームボード 1枚、プレイヤーボード 6枚、カード 80枚、木製駒 250個、厚紙製トークン 133枚、ダイス 6個、布袋、ルールブック