東京北千住のボードゲームカフェ「ランビーフィッシュ」を訪問
今年4月に千歳烏山から北千住に移転オープンしたボードゲームカフェ「ランビーフィッシュ」を訪問。東口を出て徒歩5分、商店街を抜けると行き止まりのT字路の2階にあり、看板が目にとまりやすい。買い物に来ていたスイス人夫婦に尋ねたところ、娘がこの看板を見て教えてくれたという。
ランビーフィッシュは2022年に京王線の千歳烏山駅すぐそばにオープンしたが、線路高架化の工事により立ち退かなければいけなくなり、ハブ駅がある北千住に引っ越した。日本版モノポリーでは最も地価が安いところだが、JR線、東武線、つくばエクスプレス線、地下鉄日比谷線・千代田線が乗り入れ、至極便利な場所である。千葉・埼玉・東京から集まりやすく、店主のすばる氏によればグループ利用が増えたとのこと。

明るい店内は入口付近がショップ、奥がボードゲームカフェになっている。独自輸入品があるのが特徴で、セレクトショップ「LambGames(ラムゲームズ)」として通販も行っている。倦怠期『シャット・ザ・ブックス』のリメイクで別府さい氏がイラストを手掛けた『ノールーズエンズ』が販売中で、ましかまる『いやどす』のリメイクでB.ソーベル氏がイラストを手掛けた『ワースト・イン・ショー』が販売準備中。ゲームマーケットなどでの出展はしておらず、店頭か通販でしか手に入らない。

お客さんが少ない平日の昼間はボードゲームカフェの弱点だ。そこでランビーフィッシュではオリジナルメニューをウーバーイーツで販売している。店内でも注文可能で、ホットコーヒーに合う。
食事が終わって2人専用のラダークライミング(大富豪系)ゲームを2タイトル遊ばせて頂いた。『レピドプテリー(Lepidoptery)』はプレイした役にコマを置く4目並べで、『ディッコリー(Dickory)』は場札を補充すると最強札が変わるアブストラクト風味。

定番ゲームはジャンル分けされて陳列されており、初めての人だけでなく、経験者でも選びやすい。仕事帰りや休みの日にふらりと訪れ、リラックスして過ごすことができそうだ。
ランビーフィッシュ
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東京都足立区千住旭町23-3 三幸ビル2F/TEL:03-5969-9043
平日15:00~23:00、土日祝13:00~23:00、木曜休
平日1時間500円(最大2500円)、土日祝1時間600円(最大3000円)
隠れている動物を当てる『ダレカクレタ?』9月29日発売
幻冬舎は9月29日、『ダレカクレタ?』を発売する。ゲームデザイン:ましう(佐藤一輝)、イラスト:、2~5人用、6歳以上、15分、2090円(税込)。
ましうgamesがゲームマーケット2025春に発表した『カクレチュー』の商業版。ましう氏の作品が幻冬舎から発売されるのは『なるはやの剣』以来2タイトル目となる。カード表面の動物をおぼえて、裏返したときにいなくなった動物を消去法でいち早く当てる。
お題カードには両面に同じ動物がばらばらに描かれている。どんな動物がいるか覚えたら、カバーカードをはめて角をひとつ覆い、「だ~れ、か~くれた?」の掛け声でカードをひっくり返す。解答権1人1回で、隠れた動物を一番早く言えた人がお題カードを獲得。先に5枚集めたら勝ちとなる。
動物は10種類おり、色違いだったり、どこか似ていたりする上に、誰もかくれていないというパターンも。急いでいる中で、正解を見つけるのは一筋縄ではいかない。
内容物:お題カード 50枚、カバーカード 3枚、説明書

