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ニュルンベルク’25:シュミット

ジッグラト(Ziggurat)
ゲームデザイン:M.リーコック&R.ダヴィオー、イラスト:C.コドベイ、2~4人用、8歳以上、45分(×6回)。

『パンデミック:レガシー』の作者コンビによる協力型レガシーゲーム。数百年にわたって忘れられたピラミッドを舞台に、6章の冒険を繰り広げる。カードプレイでピラミッドを探索するが、ところどころにいる火の玉に捕まると敗北になってしまう。ゲームごとに新しいルールやコンポーネントが不可逆的に追加され、クリアすれば次の章に進む。

アトゥア(Atua)
ゲームデザイン:S.アルメス、イラスト:O.ダンチン、1~6人用、8歳以上、30分。

ポリネシアの神々に護られた島を、カードを自由に重ねて作る。奥のカードほどコストが高くなる列からカードを選んで配置するが、既存のカードのシンボルを1つ以上覆い、かつ海岸線を合わせていれば自由に配置できる。特定のパターン最多で得点などの目標タイルを購入したり、住民カードでアイコンを足したりすることができる。補充の山札が尽きると中間得点があり、3つ目の山札が尽きたら最終決算をして勝敗を決める。得点パターンは6つあり、3回の得点計算に振り分けることができる。

クリスタラ(Crystalla)
ゲームデザイン:Y.サヤダ&R.リブラレッソ&P.リブラレッソ、イラスト:O.クレス、2~4人用、8歳以上、30分。

美しい水晶細工を作るタイル配置ゲーム。手番には中央の場で自分の色のコマがあるところからマンカラ風にコマを置きながら移動し、最後にコマを置いたところのタイルを取る。取ったタイルは自分の前に4×3枚になるように配置する。水晶は7色あり、それぞれ異なるルールで得点になる。同じ色のコマが揃うともらえる色替えタイルで調整して高得点を目指す。

1ラウンド?(One Round?)
ゲームデザイン:T.テザー、2~12人用、8歳以上、15分。

2つの単語をつなぐ単語を考える協力ゲーム。はじめに0/100と33と66のカードに適当な単語を入れ、手番には山札から引いたカードの数字により、2つの単語をつなぐ言葉を砂時計が堕ちるまでに考えて発表。他のプレイヤーはどこに入るか当てて、当たっていたら成功、外れたらライフを失う。ライフを失う前にカードを全部配置できれば全員の勝利。チーム戦で遊ぶこともできる。

Posted in 日本語版リリース

湖岸で地熱とリチウム開発『ソルトン・シー』日本語版、2月25日発売

CMONジャパンは2月25日、『ソルトン・シー(Salton Sea)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:D.ベルナル、イラスト:A.サレス、1~4人用、14歳以上、120分、6820円(税込)。

スペイン人デザイナーの作品で、デヴィル社(スペイン)から昨年発売された。カリフォルニアのソルトン湖沿岸の企業が、資源をエコロジカルに加工し、地熱エネルギーの生産やリチウムの抽出を競うリソース&会社マネージメントゲーム。

手番には4人のエンジニア(ゲーム中に増やせる)のうち1人を個人ボードのアクションマスに配置し、生産活動(採掘権取得、掘削、抽出、加工、機械修理)、商業活動(販売、受注、注文完遂)、管理業務(研究、株式投資、新規事業開発、資金調達、繰り返し)のアクションを実行する。初期手札から追加していく手札は、それぞれのアクションに対応するアクションカードとしても、あるいはコストとして支払う貨幣としても使用でき、どちらで使うか悩ましい。

勝利点の獲得方法は、土地の有効利用、契約、短期的な目標、会社の発展、研究の進展と多彩、地熱エネルギーとリチウム抽出の力を駆使し、最も効率的で持続可能な企業を目指す。ソロモードでは仮想プレイヤー「グリーン・ミネラル・インコーポレーテッド」と対戦する。

CMONジャパン:ソルトン・シー日本語版