全体の枚数を占い『ディヴィナーレ』日本語版、5月24日発売
サニーバードは5月24日、『ディヴィナーレ(Divinare)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:B.J.ギルバート、イラスト:B.カレ、2~4人用、13歳以上、30分、3850円(税込)。ゲームマーケット2024春にて先行販売される。
オリジナルは2012年にアスモデ(フランス)から発売され、翌年のドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト、アラカルトカードゲーム賞4位に入った作品。日本では「倫敦の霊媒師」という副題付きで輸入版が流通し、The One Hundredに2年間入っている。手相や水晶の占いで、全プレイヤーに配られたカードがそれぞれ何枚かを当てる推理とブラフのゲーム。
4種類の占いカード36枚から24枚を全員に配ってスタート。手番にはカードを1枚場に出し、対応する占いで何枚あるかを予想するか、予想を変更する。途中で残り手札から何枚かをそれぞれ右隣に渡しつつ、全部のカードが場に出たら終了。正解と1枚違いは得点、それ以外は失点となる。これを何ラウンドか行って合計得点で勝敗を決める。
2枚目以降、予想の変更は必須で、他のプレイヤーと同じ枚数を予想できないため、プレイヤーの思惑が錯綜。途中で他のプレイヤーに渡すカードを取捨選択することで情報を操作でき、手札にたくさんあるのに少なく予想するといったブラフもかけられる。次第に真実が明らかになってくるとき、その数を的中させるのは誰か?
日本語版ではイラストはそのままに色合いをよりリアルにしたほか、サマリーとプレイヤー表示カードをタイルに変更。得点チップを得点ボードと得点マーカーにして、カード枚数の現状がわかるカウンターも木駒で追加され、いたるところでビジュアルと遊びやすさにこだわっている。
ディヴィナーレ(Divinare / Gilbert / Asmodee+Sunny Bird, 2012-24)
4種類のカードが全員の手札に何枚あるかを、カードを出しながら予想。カードを出したら必ず予想を変更しなければいけないルールが終盤悶絶するが、意外と変更したほうで当たってたりもする。#超新作体験会 pic.twitter.com/DOZTQTXuY1— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) April 27, 2024
『ブロックスシャッフル:ポケモンエディション』4月20日発売
マテル・インターナショナルは4月20日、『ブロックスシャッフル ポケモンエディション』を発売する。ゲームデザイン:B.タビシャン&N.ヘイズ、2~4人用、7歳以上、30分、4290円(税込)。
『ブロックスシャッフル ウノエディション』(2021年)に続く『ブロックス』のヴァリアント(『ウノエディション』とはカード効果も出し方も異なる)。自分のピースに角だけ接するようにして、できるだけたくさんのピースをボードに配置することを目指すが、手番の最初に山札をめくってポケモンのわざが発動する。
「でんこうせっか」は2回連続でピースが置き、「テレポート」は相手のピースを別の場所に移動させ、「てっぺき」は自分のピースと辺をつなげて置くことができる。これによって大逆転も生まれるが、「ねむりごな」で次の相手のわざカードが封じられることも。わざカードは8種類32枚で、それぞれ別々のポケモンが描かれている。