ひらがなを重ねてナゾ文字に『ヨメルかな』3月9日発売
locogameがゲームマーケット2022秋に発表した『ワードインパイル』の製品版。透明なプラカードでひらがなを重ね合わせた「ナゾ文字」から、単語を読み取る。
読めたら得点というシンプルなルールと、各自が作成した「ナゾ文字」を隣の人に渡し、早解きを競うルールがある。基本は3文字で、文字を増やしたり、回転させたり反転させたりして難易度を上げていく。子供と遊ぶときは2文字でもよい。
明朝体のトメハネが解読を難しくさせる。じっくり見つめていると突如として見えてくるアハ体験が味わえる作品だ。
ニュルンベルク’24:ラベンスバーガー
ゲームデザイン:R.ツァリンデ、2~4人用、8歳以上、15分。
カードで進める『ルド/パチーシ』。手番にはダイスではなく、手札3枚を好きな順序でプレイし、自分のコマを進め、他のコマを捕まえて戻し、収入を得る。収入を使って強力なカードを購入することも可能で、デッキ構築の要素もある。
自分のコマが全てボードを一周してゴールインしたら勝利。
ゲームデザイン:R.ブルワー、2~5人用、10歳以上、30~45分。
1985年発売のブラインドオークションゲームをリメイク。手番には牛カード2枚を公開オークションにかけるか、誰か1人を選んでそのプレイヤーの牛カードを2枚まで購入する。購入の際には裏向きでお金カードを裏向きに出し、相手は受け入れて牛を渡すか、より高いお金カードを出して相手から牛を受け取る挑戦を行う。
同じ牛を3枚集めると得点になり、9種類の牛が全て3枚セットになるとゲーム終了で、牛の得点×セット数に、どの牛の代わりにもなるコピーキャットのボーナスと、黒い羊の失点を加えて合計点を競う。
ゲームデザイン:M.ダンスタン、1~4人用、8歳以上、30分。
人気コンピュータゲームをテーマにした協力ゲーム。手番には肉を支払って探索(カードをめくってアイテムを手に入れる)やモンスターとの戦闘を行う。宝箱に指示されたアイテムを集めると宝箱が完成し、モンスターカードの山札から「ゲームオーバー」が出てくる前に規定数の宝箱を完成させると全員の勝利となる。
さまざまなアイテムの効果でゲームを有利に進めよう。
ゲームデザイン:B.ベック&T.ベック&J.ベック、2~8人用、8歳以上、30~45分。
日本語版も発売されているトリックテイキングゲーム。ドイツではシュミット社から発売されていたが、10年経ってラベンスバーガー社が取り扱うことになった。アートワークはグランパベック社の2022年版に基づく。
ラウンドごとに1枚ずつ増えていく手札で、何トリック取れるかを予想し、当たれば得点になる。特殊カードによる逆転、ボーナスが加わり、予想を当てるのは容易ではない。
ゲームデザイン:K.ラップ、3~8人用、8歳以上、10分。
裏返しでカードを渡しあい、自分に渡されたものが言った通りのものかどうか判断する記憶ゲームの続編。イラストがポップカルチャーをテーマにしたアイコンとなり、さらなるインタラクションを生み出すスペシャルカードが30枚入っている。
ゲームデザイン:B.ベック&T.ベック&J.ベック、2~6人用、7歳以上、20~40分。
2011年にグランパベック社から発売され、2014年にはシュミット社から『ビッグディール』というタイトルで発売されたカードゲームを再版。手札からカードをセットにして自分の前に出していくが、同じ種類のカードを出せば他のプレイヤーから奪うこともできる。取られそうなセットは、さっさと別のカードを置いて防御しよう。