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日本ボードゲーム大賞2018:投票スタート

NPOゆうもあは、今年で17回目となる日本ボードゲーム大賞の投票を開始した。来年の2月13日まで。
対象は過去1年間に一般発売された新作で、制作者・販売者からのエントリーに基づいてリストが作成された。国産45タイトル、日本語版129タイトル、訳つき輸入版154タイトル、同人17タイトルの合計345タイトルがエントリーされている。
投票は5タイトルまでをリストの中から選ぶか、自由記述欄に記入する方式。1タイトルからの投票も可能だ。ネット投票は下記のリンクから行うことができる。登録したメールアドレスに届いたURLを24時間以内にクリックしないと無効になるので注意。
昨年は39都道府県から203名が投票し、『キングドミノ』が1位に選ばれた。また、同時にゆうもあ内の選考委員によって入門向け・子ども向けの「ゆうもあ賞」も決定されることになっている(昨年は『キングドミノ』でダブル受賞)。今年日本の一番人気を決める投票、奮って投票しよう。今年どんなゲームが出たか、リストを見て1年を振り返ってみるのもいかが。
毎年この時期は、ボードゲーム関係の投票が集中する。日本版The One Hundred の投票 が12月10日まで行われており、ゲームマーケット2018秋の新作評価アンケート も現在開催されている。
NPOゆうもあ:日本ボードゲーム大賞 投票部門 投票ページ

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敬服して技をコピー!『老師敬服』12月中旬一般発売

roushikefuku.jpgホビージャパンは12月中旬、『老師敬服 Master of Respect』を発売する。ゲームデザイン・矢沢賢太郎、イラスト・ヒョーゴノスケ、アートワーク・山内貴司(Plan E)、3~5人用、12歳以上、45~60分、3500円(税別)。通常版のため、Kickstarterのストレッチゴールは付属しない。
道場主たちが弟子をとって鍛えていくカードゲーム。オリジナルはゲームマーケット2016秋にHOY GAMESから発表された。新作評価アンケート6位、ゲームマーケット大賞一次審査通過。今年、ホビージャパンが一般発売を決定してKickstarterで出資を募集。目標額を大きく上回ってストレッチゴールを全て達成。今秋のエッセン・シュピールにも出展された。
プレイヤーは道場を経営する「老師」となり、弟子たちを育てる。ほかの老師たちからも敬服される弟子を輩出しよう。プロット式で弟子カードにアクションタイルを割り当て、順番にオープン。お金と酒を獲得し、それで新しい弟子カードや奥義タイルを獲得したり、すでにいる弟子をパワーアップしたりしていく。
ほかのプレイヤーに敬服チップを支払えば、弟子のアクションをコピーして自分も同じ行動ができる。うまく他人に敬服されるように行動し、また他人の行動をうまく敬服するには、どの順番でプロットすればよいか。手堅くいくか、敬服を前提にして組むか、読み合いが面白い作品だ。
内容物:老師カード5、老師ついたて5、アクションタイル39、弟子カード34、酒(青)トークン30、金(黄)トークン30、敬服チップ(1点/5点/10点)60、スタートプレイヤーマーカー1、ラウンドマーカー1、ルールブック4(日・英・独・仏)