幻冬舎は4月25日、コミュニケーションゲーム『ワードウルフ』を発売する。ゲームデザイン・川崎晋、2~8人用、8歳以上、5~15分、1700円(税別)。
カワサキファクトリーの川崎晋氏が考案し、すごろくや編『大人が楽しい紙ペンゲーム30選』(2012年)に掲載された作品。2018年に楽カフェゲームズが『人狼スペシャルパッケージ』に組み込み、昨年、久保よしや氏がクラウドファンディングで製品版を300個製作したものをベースに一般発売されることになった。女優の橋本環奈氏が2017年、フジテレビ「ダウンタウンなう」で「今はワードウルフが流行ってる」「永遠にできる」などと紹介して話題となった。
「そば」など共通のお題が配られた多数派(市民)に対して、「うどん」など違うお題が配られた少数派(ワードウルフ)を、会話を通して見つけ出す。自分のお題しかわからないので、自分が少数派なのか多数派なのか会話をしながら見極めていく。多数派が話のズレから正体を見抜けるか、少数派がうまく話を合わせて紛れられるか、会話が盛り上がるゲームだ。
65テーマに各6種の言葉があるので、975通りのお題が楽しめるほか、2人用、3人用の特別ルールも収録。ご時世柄ビデオ通話などのオンラインでも遊ぶことができる。
幻冬舎による日本デザイナーズゲームの製品化は『タギロン』『ラブレター』『はぁって言うゲーム』『カタカナーシ』『はぁって言うゲーム2』『ラッセーラ ゲーム NEBUTA BEAT』『ナルハヤのつるぎ』と続々進んでいる。書店でも注文できるのが嬉しい。
内容物:お題カード65枚、ミニホワイトボード8枚、ホワイトボードマーカー1本、説明書