沈みゆく島から脱出!『禁断の島』日本語版、5月25日発売
アークライトは5月25日、協力ゲーム『禁断の島(Forbidden Island)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.リーコック、イラスト・C.B.キャンガ、2~4人用、10歳以上、30分、3400円(税別)。
『パンデミック』の作者リーコックが2010年に発表した作品。『パンデミック』よりもライトに楽しめる協力ゲームとして評価され、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネート(大賞は『クワークル』)、『禁断の砂漠(2013)』、『禁断の天空(2018)』と続編が出ている。
危険な呪いがかけられた島で、伝説の至宝を探し、無事に脱出することを目指す。手番には3アクションで、移動、浸水したタイルを修復、財宝カードのやり取り、揃った財宝カードで財宝の獲得を行う。
島タイルはだんだんなくなり、移動が難しくなっていく。島が沈む前に4つの宝を獲得して、全員ヘリポートに集まってヘリポートのカードを出せれば勝利。その前に島が沈めば全員の負けとなる。
各プレイヤーの特殊能力をうまく活かして、脱出するにはチームワークが求められる。加速度的に島が沈んでいくスリルあふれる協力ゲームだ。
内容物:冒険者コマ6個、水位ボード1枚、カード58枚(カードサイズ63×88mm)、島タイル24枚、財宝コマ4個、水位マーカー1個、ルール説明書1冊
相手の好みを当てる『かたろーぐ』新版4月11日発売
すごろくやは4月11日、コミュニケーションゲーム『かたろーぐ』を発売する。デザイン・川口洋一郎(ちゃがちゃがゲームズ)、イラスト・平尾直子、2~8人用、5才以上、10分、2600円(税別)。
◆4月11日(木)新発売:
ゲーム紹介:かたろーぐ (新版)
カタログや図鑑などを使い、出題者1人がふきだしコマを置いて示した「順位は秘密の好きなもの」を対象に、各順位ごとに他全員で予想してはご褒美のハートコマを集める、わかって・もらって・ココロをつなぐゲームです。https://t.co/EPe7xJ3lxO pic.twitter.com/JrbOQZ4RaW— すごろくや (@sugorokuya) 2019年4月10日
カタログや図鑑などで好きな順番を予想するゲーム。オリジナルは2014年、ゲームマーケット大阪で発表され、グッドトイ2018に選ばれている。
「お食事メニュー」「楽しいこと」「人の魅力」「強そうな動物」などのカタログで、出題者が好きな順番を1~7位で決め、ほかのプレイヤーは1位から一斉に予想を出していく。正解すればハートコマがもらえ、一番多く集めた人が勝つ。
新版ではデザインが刷新され、4種類のメニューを含めてコンポーネントが豪華になったほか、予想ディスクが入って遊びやすくなっている。お互いの好みをめぐって会話が盛り上がる作品だ。
製品化にあたってデザイナーの川口氏は「個人で製作していると気が付かなかった点をたくさん改善して頂いたのは、すごろくやさんのノウハウの結集の賜物。これを機にいろんなご家庭でお互いの好きなものについて話をして、お互いのことにもっと興味をもって頂けるなら、ゲーム製作者としてこの上ない幸せ」とコメントしている。
・すごろくや:ゲーム紹介:かたろーぐ (新版) / Catalogue