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みんなはどんな答えを書くだろう?『ゲスクラブ』日本語版、4月15日発売

グループSNE/cosaicは4月15日、コミュニケーションゲーム『ゲスクラブ(Guess Club)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.ファン、アートワーク・ミスクァイ、2~8人用、8歳以上、20~30分、3500円(税別)。
ずる賢い旅行者が集まる「ゲスクラブ」で金銀財宝を争う当てっこゲーム。オリジナルはモジゲームズ(台湾)から2017年に発売されている。ほかのプレイヤーの答えを読む心理戦に、賭けの要素を加えた。
「オリンピックの球技」「日本のお寺」などのお題を1人が出したら、ほかのプレイヤーは自分のカード6枚にホワイトボードマーカーを使って、1枚1枚違う答えを書く。全員が書き終わったら順番に発表していく。
ほかに同じ答えを書いたプレイヤーがいれば賞金を獲得。自分だけだったり、(親プレイヤーの判断で)答えが間違っていたりした場合は罰金を支払わなければならない。また、同じ答えを先に言われてしまうと賞金がもらえないので、少しの人しか書かなさそうな答えを探すことになる。
このほかに、答えを発表せずにこのラウンドでいくつ正解が出るか賭けることもでき、当たっていれば最後にボーナスが入る。しかしこれも答えを先に言われてしまう恐れがある上に、早いもの勝ちなので、どこで賭けに出るか、タイミングを見極めなければならない。
感性のズレによる楽しさに、賭けの戦略性が加わり、笑いや駆け引きのある作品だ。参考問題集が付属しており、カップルなら、お題を「一緒に行ったレストラン」「共通の友達」などにして楽しむこともできる。
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うっかり三目並べ『ゴブレットゴブラーズ』日本語版、2月22日発売

すごろくやは2月22日、2人用アブストラクトゲーム『ゴブレットゴブラーズ(Gobblet Gobblers)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・D.ドヌアール、2人用、5歳以上、5分、2500円(税別)。
オリジナルはブルーオレンジゲームズ(フランス)が2000年に発売したアブストラクトゲーム。コマにトサカを付けてキュートにしたものが2003年に作られ、何度も再版されてきた。日本でも輸入版が流通していたが、昨年秋にTV番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」で遊ぶ風景が放映され、人気が急上昇している。
3×3のマス盤面に相手よりも早く縦・横・斜めの1列を作ったほうが勝つ三目並べ。自分の番には手持ちのコマを盤面の空いているマスに配置するか、サイズが大中小の3種類あり、より小さいコマにかぶせることもできる。前に置いたコマを移動することもできるが、下から思わぬコマが出てきて負けてしまうかもしれない。
運の要素のないゲームだが、あちこちでうっかりが起こりやすく、5分ほどで決着する。集中力だけでなく、空きマスにどのサイズを置くのか、相手がどのサイズのコマを残しているのか、先読みと記憶力も試される。
すごろくや:ゴブレット・ゴブラーズ