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フリーゼのデッキ解体ゲーム『サンドキャッスル』日本語版、7月11日発売

feinersandJ.jpgアークライトは7月11日、デッキ解体ゲーム『サンドキャッスル(Feiner Sand)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・F.フリーゼ、イラスト・H.リースケ、1~4人用、10歳以上、30分、3600円(税別)。
意欲的な作品を作り続けるF.フリーゼが昨年のエッセン・シュピールで発表した作品。デッキ構築ではなく、デッキ解体というシステムで砂の城を作る。
最初に全員がもっているデッキは同じ構成。手札から砂の城を作り、コストとして残りの手札を捨て札にする。山札がなくなったら捨て札をシャッフルして新たな山札を作り、デッキが循環する。砂の城にするか、となりのプレイヤーにプレゼントして、いち早くデッキをなくすことを目指す。
砂の城は山札から引けるカード枚数、1回の手番で作れる砂の城の数、次の手番に持ち越せる手札枚数を増やしたり、コストを下げたりする効果があり、どの順番で建設するかが勝敗を分ける。さらに、ゲームごとに一部のカードを入れ替え、新しいカードがデッキに入るため、ゲームごとに異なる展開が楽しめる。
ゲームごとに一部のカードが入れ替わっていくシステムは、フリーゼが『フルーツジュース』以来取り組んでおり、『ファーストフォーワード』シリーズでも用いられている。次にどんなカードが入ってくるか、今までのカードとのコンボはできるか、戦略を練るのも面白い。
プレイ時間を短縮するため、手番ごとに同時プレイすることになっており、続けて何回かゲームができるようになっている。さらにはソロプレイ・キャンペーンルールもあり、10回のゲームで高得点を目指すプレイも楽しめる。
内容物:カード236枚(カードサイズ56×87mm)、プレイヤーボード4枚、カードディスク4枚、コイン25枚、リング4個、ルール説明書1冊
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今度はリアルタイムダイスゲーム!『パンデミック:迅速対応』日本語版、6月下旬発売

pandemicrrJ.jpgホビージャパンは6月下旬、人気協力ゲームのスピンオフ『パンデミック:迅速対応(Pandemic: Rapid Response)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.クレンコ、イラスト・A.カナーニ、2~4人用、8歳以上、20分、4500円(税別)。パンデミックシリーズの拡張セットではなく、単体でプレイできる。
歴史テーマなど新しいシリーズを展開してきた『パンデミック』。今度は人類を大災害の危機から救うリアルタイムダイスゲームになる。プレイヤーは高性能な飛行機に搭乗している精鋭の災害救助専門家となり、協力して必要としている都市に補給品を届けることを目指す。
自分の手番にダイスを振り、それを使って食料、水、ワクチンなどの補給品を作り、必要としている都市に輸送する。砂時計が時間を刻み、新たな災害が発生し続けるので、可能な限りすばやく自分の手番を実行するとともに、チームメイトと連携・協力しなければならない。
全ての都市カードに補給品の輸送を完了すればプレイヤーチームの勝利。ただし時間切れや、廃棄物があふれてしまったらその時点でプレイヤーチームの敗北となる。4段階の難易度調整ができ、任務へさらなる障害を追加する「危機カード」もあって、仲間とスキルを高める楽しみ方もできる。
内容物:ゲームボード1枚、砂時計1個、カード50枚、プラスチック製飛行機1機、特製ダイス24個、その他トークン類
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