ルール追加とプレイアビリティ向上『電力会社:充電完了!』日本語版、7月18日発売
アークライトは7月18日、『電力会社:充電完了!(Power Grid: Recharged Edition)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・F.フリーゼ、イラスト・マウラ=カルスキー、2~6人用、12歳以上、120分、5600円(税別)。
電力会社の経営者となって、発電所を買い、電力を生み出し、都市に届ける戦略ボードゲーム。充電完了版はドイツ語版では第3版、英語版では第5版として世界で今年発売される最新のもので、日本語版としては2010年以来9年ぶりの再版となる。
手に汗握る発電所のオークション、しのぎを削る電力網の陣取り競争といった魅力はそのままに、アメリカ/ドイツの各マップごとの特殊ルールや、リアルな資源コマ、2人用ルール「コンツェルンとの競合」などを収録する。また資源の補充数を記した「資源補充カード」や、ラウンドの区切りがわかる木駒が追加され、遊びやすさが大幅アップしている。
内容物:両面仕様のゲーム盤1枚、カード類54枚、都市コマ132個、資源トークン84個、オークション・ハンマー1個、割引マーカー1個、第2ステージ仕切り1個、ゲーム終了仕切り1個、紙幣120枚、ルールブック1冊(※カードサイズ70×70mm)
イラスト通りに積み上げる『トゥキ』日本語版、7月上旬発売
ホビージャパンは7月上旬、『トゥキ(Tuki)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・G.レヒトマン、イラスト・C.クイリアムズ、2~4人用、8歳以上、30~45分、6000円(税別)。
『ウボンゴ』のデザイナーによる積み木パズルゲームで、プランBゲームズ(カナダ)が『アズール』に続く「ネクストムーブゲームズ」のレーベルで今春発売した。タイトルはイヌイットの言葉で、狩猟場・魚が豊富な場所・隣の村への道を示す標識として使われた石積み(「トゥキリク」)の略称。
ラウンドの開始時にトゥキリクカード1枚引き、ダイスを振ってその目の指示する向きにカードを置いたら全員同時スタート。自分の手元の石ブロックと雪塊ブロックを積み上げて、カードに指示された通りにトゥキリクを造る。石の色や接触面がカードの表示と全く同じでなければならない。
全員が完成できたら答え合わせで、全員正解だったら最後に完成させたプレイヤーが敗者、不正解が1名だけの場合はそのプレイヤーが敗者、不正解が複数いる場合は最初に不正解を完成させたプレイヤーが敗者となる。
石3個使用の標準レベルと、石4個使用の上級レベルの2つの難易度で、全600種類の課題を用意。手先の器用さだけでなく、さまざまな形の雪塊ブロックをどこに使うか、パズル早解きが問われる作品だ。
内容物:石(4色)12個、雪のブロック12個、カード100枚、カードスタンド1つ、ダイス1個、ルールブック