Posted in 日本語版リリース

KdJノミネート『ヘブン&エール』日本語版、6月13日発売

heavenandaleJ.jpgアークライトは6月13日、『ヘブン&エール(Heaven & Ale)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.キースリング&A.シュミット、イラスト・C.フィオーレ、2~4人用、14歳以上、60~90分、6500円(税別)。
中世の修道院長となり、醸造するビールを質を競うゲーマーズゲーム。『アズール』のキースリングと『ポルターファス』のシュミットがデザインし、エッガートシュピーレ(ドイツ)から2017年秋に発売された。ドイツ年間エキスパートゲーム大賞(KdJ)ノミネート、ドイツゲーム賞5位、国際ゲーマーズ賞ノミネート。
手番には自分のコマを好きなだけ進め、麦芽、ホップ、酵母、水、木材、監督タイルを入手して自分のプレイヤーボードに配置し醸造所を拡張していき、決算を起こしてこれらの材料やお金が入る。
メインボードを全員が1周するたびにラウンド終了となり、規定数のラウンドでゲーム終了。最後に全部の材料と監督の腕前を見て、どれだけ上質のビールができたかで得点し、そのほかにゲーム中に達成したボーナスを加えて得点の多い人が勝つ。
決算パターンは材料別、収穫量別などいくつかあるが、それぞれゲーム中に1回ずつしか使えない。できるだけ同じ種類のタイルを集めてから決算したいところだが、そこまでお金が続かないのが悩ましい。隣接するタイルから材料やお金をもたらす修道僧も上手に使ってやりくりすることになる。
お金が足りなくなったり、エールを保存する樽が少なくなったり、エールづくりは一筋縄ではいかない。何度も遊んで戦略が見えてくる魅力的な作品だ。
内容物:ゲーム盤1枚、資源タイル100枚、修道士タイル24枚、発酵樽タイル12枚、熟成樽タイル12枚、小屋タイル49枚、プレイヤーボード4枚、プレイヤーコマ4個、醸造責任者コマ4個、特権カード20枚(カードサイズ44×68㎜)、資源マーカー20個、起動ディスク36個、貨幣51枚、ルール説明書1冊

Posted in 日本語版リリース

カラフルなダイス集め『ノクティルカ』日本語版、5月下旬発売

noctilucaJ.jpgホビージャパンは5月下旬、『ノクティルカ』日本語版を発売する。ゲームデザイン・S.フィリップス、アートワーク・B.リンゾー、1~4人用、8歳以上、30分、4500円(税別)。
ズィーマンゲームズ(アメリカ)から今年発売のダイスドラフト戦略ゲーム。ゲームボード上を覆い尽くすカラフルな神秘の生物「ノクティルカ」を採集する。
プレイヤーはダイバーとなり、ジャングルの奥深くにある紺碧の池に潜り、ノクティルカを集める。ゲームボード上の各六角形マスにランダムに4~5個のダイスを置いてゲームスタート。
手番には岸辺にコマを置き、1~6の数字を言って、一直線上にあるエリアからその出目のダイスを獲得する。獲得したダイスは自分の瓶カードに置き、指定された組み合わせができたら得点が入る。
手持ちのコマを置き終わったらラウンド終了で、2ラウンド行い、合計得点を競う。完成した瓶カードによって得点トークの色が異なり、色ごとに一番多く集めたプレイヤーにはボーナスがもらえる。
自分の瓶カードにない不必要なダイスを取ると隣のプレイヤーに渡さなければならず、そこも考えてどの岸辺から、どの数字のダイスを取るか考えなければならない。ゲームボードの裏面を使用することで、ソロプレイモードでもプレイできる。
内容物:ゲームボード(両面仕様)1枚、ダイス105個、得点トークン30枚、瓶カード30枚、お気に入りカード4枚、コマ12個、スタートプレイヤーマーカー1個、ルールブック
noctilucaJ2.jpg